| 新型スープラは富裕層向けの高級スポーツカー? |
トヨタはついに日本でも新型スープラを発表しましたが、トヨタの新型車発表時の「恒例」としてカスタマイズカーについても発表。
ただし、いつもの「トヨタ純正アクセサリー」「TRD」「モデリスタ」からではなく、イキナリ「GR PARTS」からのオプション群がリリースされています。
新型トヨタ・スープラついに発表!マットグレーは本年度24台のみの抽選販売、ボディ剛性はLFA以上、基本は受注生産で納期8ヶ月
純正エアロパーツはGRとTRDとのダブルネーム
ただ、トヨタが公開した新型スープラの「カスタマイズカー」コンテンツを見てみると、「TRD」のロゴも見られ、そしてパーツの形状を確認すると、これは以前にTRDが公開した「スープラ・パフォーマンスライン・コンセプト」と同様であり、これを今回「GR PARTS」から発売した、と捉えるのが妥当かもしれません。
エアロパーツはすべてカーボンファイバー製となり、「GRフロントスポイラー(345,600円)」「GRサイドスカート(378,000円)」「GRリヤサイドスポイラー(172,800円)」「GRサイドドアガーニッシュ(399,600円)」「GRトランクスポイラー(216,000円)」で構成。
なお、これらエアロパーツ(下回り)について、「航空機の垂直尾翼と同じ発想」を用いることで、垂直面を大型化することにより直進安定性を向上させた」と(以前にTRDから)発表されており、実際に体感できるほどの効果がある、ともアナウンスされています。
これらエアロパーツは大阪オートメッセで初公開されたものですが、実際にその「TRD GR SUPRA Performance Line Concept」を見てきた様子はこちら。
動画はこちら。
ホイールは19インチサイズの「鍛造」となり、その価格は691,200円。
その他だとGRドアミラーカバー(110,160円)、GRプロジェクションイルミネーション(17,496円)、GRラゲージマット(17,280円)も揃います。
なお、新型スープラはBMWと共同開発ということで、BMW系チューナーからもスープラ対応パーツが発売される可能性が大。
BMWでは定番とも言えるスロットルコントローラーはじめサスペンションやエキゾーストシステムなど、これまで国産車のチューニングとは無縁であったブランドも続々製品を投入してくることになると思われますが、まさに「黒船到来」といった感じです。※逆に、国産チューナーがBMWのカスタムに乗り出すチャンスでもある
加えてBMWからのパーツ流用も可能だと思われ、スープラの純正色にはないカラーを持つドアミラーキャップ(これは共通部品と思われる)、フロントの補強メンバー(これはZ4にあってスープラには装着されていない)、その他様々なパーツが新型スープラに取付可能かもしれませんね。