| 0-100km/h加速はBMWのニュル最速モデル、M4 GTS並 |
BMWが新型X5 MとX6 M、そしてそれぞれのハイ・パフォーマンス版「コンペティション」を公開。
つい最近X3 MとX4 Mが公開されたばかりのように思いますが、BMWの新車攻勢のペースには驚かされるばかりです。
エンジンは両方とも4.4リッターV8ツインターボ、トランスミッションは自慢の8速AT、そして駆動方式はもちろん4WD(xDrive)。
出力はスタンダードな「M」にて600馬力を発生し、0-100km/h加速は3.8秒。
そしてさらにハイパワーなX5 MとX6 M「コンペティション」は625馬力を発生し、0-100km/h加速は0.1秒速くなって3.7秒に。※ランボルギーニ・ムルシエラゴやガヤルド、アストンマーティンOne-77、BMW M4 GTSと同じタイム
新型BMW X5、M X6Mはパワーだけではなく足回りも強化
なお、いずれのモデルも紳士協定によって最高速度が250km/hに制限されますが、オプションのMドライバーズパッケージを装着することで285km/hまで向上させることが可能。
そしてこのオプションを選択した場合、オーナーはBMWの所有するパフォーマンスセンター・ドライビングスクールへと招かれ、レッスンを受けることができるようですね。
もちろんX5 M、X6 Mともに、標準モデルとは異次元のパワー/スピードに対抗するためサスペンションがチューンされ、アダプティブMサスペンションやアクティブロール・スタビライゼーションが標準装備に。
ブレーキももちろん容量が拡大されてフロントは6ピストン、ブレーキディスク直径は395ミリに。
ホイールは21インチサイズの「Mスポーツ」を装着しています。
そのほかの機能パーツとしてはスポーツエキゾースト、Mアクティブディファレンシャル装備が挙げられていますが、「超高硬度エンジンマウント」なるパーツも採用に。
新型BMW X5 M、X6 Mの外観も特別仕様
そしてもちろん、X5 M、X6 Mのエクステリアも「M」仕様。
専用キドニーグリル、Mモデル専用ドアミラー、大型エアベント等が装備。
フロントバンパーはよりクーリングを考慮したアグレッシブな形状へと変更されていますね。
グリルにはモデル名が埋め込まれることに。
ルーフスポイラーは大型化し、リアバンパーのアンダー部は新形状となって2つの「コブ」が設けられることに(これは新しい)。
テールパイプは丸4本出しとなっています。
なお、ホイールアーチはボディカラー同色にペイントされていますね。
現在日本への導入、価格については不明ですが、北米市場向けとしては2020年春から納車が開始され、X5 Mは105,100ドル、X5 Mコンペティションは114,100ドル、X6 Mでは108,600ドル、X6 Mコンペティションは117,600ドルという価格設定がなされています。
BMW X5 M/X6 Mのインテリアはこうなっている
そしてX5 M/X6 Mのインテリアも標準グレードに比較してアップグレード。
内装は「フルメリノレザー」そして素材のランクがアップするほか、ステアリングホイールはMモデル専用となり「M1/M2」ボタンが装備。
デジタル式液晶ディスプレイもM専用表示を持ち、ヘッドアップディスプレイも標準装備に。
そのほかシートは「Mファンクション」となり、中央部分もMモデル特有のヘキサゴンキルティング、パーフォレイト加工が施されます。
ドライブモードは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」の3種類。
VIA:BMW