Image:Carlex
| これまでの重厚なメタル路線から一転、軽やかで爽やかなカスタムに |
この路線は他のチューナーが手掛けたことはなく、大きな話題を呼びそうだ
さて、これまでにも「サイバーパンク風」など独自の世界観によるカスタムカーを公開してきたカーレックス。
今回は今までの重厚路線から少し雰囲気を変え、ポップでライトなメルセデス・ベンツ Gクラスのカスタム「Gヴィンテージ」を公開。
なお、このGヴィンテージは特定顧客のオーダーによって作られたものではなく、いずれの顧客でも自由に注文できるもので、ライム ポップ、シャンパン フィズ、ピンク グロー、タンジェリン、ラズベリー パンチ、グリーン ブリーズ、アイボリー、サンド デューン、ノワールといった合計9色のカラーバリエーションが用意されています(いずれの場合もキャビン上部はホワイト)。
カーレックスによるメルセデス・ベンツ Gクラス「Gヴィンテージ」はこんな仕様を持っている
そこでこのメルセデス・ベンツ Gクラス「Gヴィンテージ」を見てみると、1970年代の古き良き時代のクルマにインスパイアされた「ホワイトリボンタイヤ」「クロームパーツ」を持っており、そのほかにも様々な当時風のディティールが多数。
クロームパーツは「フロントバンパー、フロント リルとバッジ、サイドステップ、リアバンパー、モール、ホイール、スペアタイヤカバー」等に及びますが、ホイールのデザイン自体も「まんまレトロ」。
なお、バンパーの形状も「レトロ」そしてオーバーライダー風パーツが装着されるなど雰囲気も満点です。
現在メルセデス・ベンツ Gクラスのカスタムというとマンソリーやブラバスを思い浮かべますが、それらはときに「行き過ぎ」のように感じられることもあり、しかしこのGヴィンテージだと適度なユルさも感じられ、それらに代わる選択肢となりうるのかもしれません。
カーレックスによるメルセデス・ベンツ Gクラス「Gヴィンテージ」はこんなインテリアを持っている
そしてこのGヴィンテージのインテリアは「カーレックスらしさ全開(もともとカーレックスはインテリア専門のチューナーとしてスタートしている)」。
ルーフやピラー内張りを含めほぼすべてのパネルが(重厚な)ヴィンテージ レザーとアルカンターラの組み合わせで覆われ、色味は3色から選択できるのだそう。
さらにはカーゴルーム内にウッドパネルが用いられることでいっそうヴィンテージな雰囲気が増しており、他のチューナーではなしえない演出が行われているようですね。
なお、このGヴィンテージは内外装のみではなくパワートレーンにも手が入り、その出力は805馬力 / 1,012Nmにまで高められていて、つまりは全方位にわたってアップグレードがなされているということに。
現在のところ、このGヴィンテージの価格についてはアナウンスがなく、しかし購入できるのは「お金のことを気にしなくてもいい人だけ」なのかもしれませんね。
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参照:Carlex