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ポルシェが公式に「内燃機関に対する投資の拡大」に言及。やはりEVとして開発されたモデルにガソリンエンジンを搭載し「ハイブリッド化」するようだ

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| 現時点ではどのモデルが対象となるのかはわからないが、タイムライン的にはミニバン「K1」が妥当であろう |

本音を言うと718ケイマン・ボクスターをハイブリッド化してほしいものである

さて、ポルシェは「EVを中心とした将来のモデルラインアップ」構想を軟化させ、ハイブリッドモデルを強化すること、内燃機関を継続採用することについて言及していますが、今回はそれを裏付ける報道がなされ、ここ最近の「ウワサ」が真実となったことが明らかに。

これを報じたのは「オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ」で、ポルシェの最高財務責任者(CFO)であるルッツ・メシュケ氏が「製品サイクルに応じて反応する」新たな計画として、内燃エンジンへの投資を続けることを示唆したと報じています。

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ポルシェがさらなる方向転換を行うと報じられる。「EVとして設計されたモデルにもガソリンエンジンを積む」。タイカン、マカンEV、新718も「ハイブリッドに」?

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やはりポルシェは「EVにも内燃機関を搭載」?

すでに発表されている通り、V8エンジンは2030年代まで生き残る予定ですが、少なくとも(カイエンはじめ)SUVモデルではその長期使用が確定しており、さらに興味深いことに、ルッツ・メシュケCFOはそこからさらに一歩進み、元々EVとして計画されていた”将来の”モデルが、内燃エンジンやハイブリッド駆動の派生モデルを生み出す可能性があることを認めており、つまりは「タイカンやマカンEVといった発売済みモデルには内燃機関は搭載されそうにないが、718ボクスターやケイマンEV、K1と呼ばれるフルサイズの3列SUVあるいはミニバンには内燃機関が搭載される可能性がある」。

「現在、元々予定されていた完全電動車がハイブリッド駆動や内燃エンジンを搭載する可能性について検討しています。今、私たちはコンセプト決定の最中です。明確なのは、内燃エンジンをかなり長く使い続けるということです。」

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しかし、これを実現するのは容易ではなく、なぜなら今後のモデルはすべて専用の電動車プラットフォームを基に開発される予定だからで、ルッツ・メシュケ氏はどのEVモデルにガソリンエンジンを搭載する可能性があるかについては具体的には触れなかったものの、そのスペースを考慮すると、K1がその候補の一つであると予想されています。

この高級SUVは2030年代半ばにカイエンの上位に位置するモデルとして登場する予定ですが、CFOの発言を踏まえるとこの計画が変更される可能性もあり、ポルシェの未来は大きな変化を迎えることとなるのかもしれません。

もちろん、ぼくらが本当に望んでいるのは、次世代718ラインアップにもガソリンエンジンが残ることで、現在のボクスターとケイマンモデルは2025年末までに生産終了し、その後EVモデルが登場する予定ですが、開発はほぼ完了しているため、2025年に発表されるであろう「ファーストモデル」にガソリンエンジンが搭載される可能性は低いものと思われます。※スポーツカー市場は規模が小さく、ICE(内燃エンジン)を搭載した718が成功する可能性は限られているかもしれない

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また、前世代のマカンは2026年までに販売終了となり、その後のモデルはすでに電動ドライブシステムのみで販売されることになりますが、マカンはポルシェの販売においても1、2を争う人気モデルなので(2021年にはカイエンよりも売れ、2022年と2023年にはカイエンのすぐ後ろにつけている)、優先順位を考慮するならば、マカンEVにハイブリッドパワートレーンを搭載した追加モデルを投入するべきである、とも考えられます。

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