| まさか市販仕様ではなくパトカー仕様のほうが先にリークされるとは |
なかなか見ることができない、パトカーの内部までもが撮影される
さて、アルファロメオはジュリアのフェイスリフト(マイナーチェインジ)を控えていますが、チョコチョコとスパイフォトが出回ったりパーツ単位でのリークがなされている状態です。
そして今回出てきたのがなんと「新型ジュリアのパトカー仕様車」のリーク。
おそらくは新型ジュリアをアルファロメオの工場にてパトカー仕様へとコンバートしている状態が撮影されたんじゃないかと想像しますが、通常のリークとは異なり「国家機密」に該当する部分が含まれそうでもあり、この撮影者はちょっと危ない立場に追い込まれる可能性もありそうです。
新型アルファロメオ・ジュリアは「小変更」にとどまる?
そして今回のリーク画像を見てみると、その変更内容は極めて小さいように思われ、ヘッドライトの造形、フロントバンパー内部の意匠が「ちょっと」変わったくらい。
ヘッドライトはトナーレ同様の「3」をモチーフにしたデザインへと変更されていますが、過去にリークされた「アルファロメオ工場内で撮影前のヘッドライトユニットのみを撮影した画像」とも一致したデザインを持っていて、よって今回のリーク画像は「本物」と断じて良さそうですね。
なお、これまでもイタリア警察はジュリアをパトカーとして導入していましたが、今回の新型ジュリアについてはそのグラフィックがちょっとオシャレになり、ホワイトのストライプ、イタリアンカラーがボディ形状にマッチした流線型へと変更されています。
もちろん警察車両ならではの装備も
そしてこのジュリアには警察車両ならではの装備も追加され、フロントの盾型グリル内部にはLEDライトが仕込まれており、ルーフにはもちろんパトライト、室内にはカメラやマイクのようなものも。
センターコンソールにはマイクや何らかのデバイスの操作端末が確認できます。
シートはノーマルのままのようですが、ドアインナーパネルは専用品へと交換されているようにも見えますね。
後部座席にはクッションなし(犯罪者を乗せるためだからコストを投じていないのかも・・・)、そして前席と後席とはポリカーボネートによって隔てられます。
今のところ新型アルファロメオ・ジュリアの発表日は未定だが
現在のところ、この新型ジュリアの発表日についてはアナウンスがなされておらず、しかし警察仕様が製作されているところを見ると、もう量産バージョンの製造開始準備も整っていると考えてよく、早ければ今年中になんらかのアナウンスがあるのでは、とも見られています。
アルファロメオは新CEOを迎えたところでもあり、2027年には全てのモデルを電動化するという新方針を打ち出していますが、それに至るまではジュリアそしてステルヴィオを継続販売すると言われ、よって今回のフェイスリフトモデルの後にも、もう一回くらいフェイスリフトが入るのかもしれません。
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参照:Alfaromei.ita(Instagram)