Image:Pune Pulse
| スーパーカーは良くも悪くも注目を浴びてしまう |
それだけにドライバーは皆の規範となるような運転を心がけるべきである
さて、フェラーリのエンブレムには「馬」が用いられ、ランボルギーニのそれには「牛」が用いられていますが、今回は「砂浜で立ち往生したフェラーリ・カリフォルニアTを、二頭の牛が救い出した」というニュース。
この案件が発生したのはインドのムンバイから南35キロほどに位置するレヴダンダ・ビーチで、このカリフォルニアTのドライバーはビーチにクルマを乗り入れたものの、そこから脱出することができなくなってしまったとのこと。
フェラーリを助けたのは二頭の牛であった
このフェラーリ・カリフォルニアのドライバーはなんとかクルマを砂浜から脱出させようと頑張るもののうまくゆかず、通行人が手助けするもそれも叶わず。
そこで登場したのが2頭の牛で、インドのプネーに拠点を置くニュースネットワーク「プネー・パルス」がSNS「X」に投稿した動画によると、通りかかった牛車の運転手がロープを使って2頭の牛の力でフェラーリを引き抜き、ビーチから脱出させる様子が収められています。
Two tourists from Mumbai drove their Ferrari to Alibag for a picnic but faced an unexpected challenge when the car became stuck in the sand at Revdanda Beach.
— Pune Pulse (@pulse_pune) December 31, 2024
In an unlikely turn of events, a passerby with a bullock cart came to their rescue. Using a rope, he hitched the Ferrari… https://t.co/SAtpNBtZP6 pic.twitter.com/G50ukXg0Ni
ただし問題はそれで解決したわけではなく、報道によると、インド当局はスーパーカーがどうしてビーチに立ち往生したのかを調査することとなり、その後レヴダンダ警察はフェラーリの所有者がアビシェク・ジュガルキショア・タパディヤ氏であることを公表し、彼は「無謀運転および自身と観光客の命を危険にさらした」として起訴される事態となっています。
インドでは、無謀運転に対して最大5,000インドルピー(現在の為替レートでは約9,200円)の罰金が科せられることがあるそうですが、フェラーリのオーナーにとっては大した金額ではないかもしれないものの、スーパーカードライバーは皆の規範となるべく慎重な運転が求められることを再認識させられますね。
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参照:Jalopnik, Pune Pulse