ランボルギーニ・ウラカンLP610-4、フェラーリ488GTB、フェラーリ・カリフォルニアのキー比較。
サイズはほぼ同じで重量もほぼ同じ。
ただしランボルギーニのキーが樹脂そのままとなるのに対し、フェラーリのキーはレッドにペイントされたキー表面、マットクローム仕上げの金属部、メタリックグレーのバック、別パーツの「Ferrari」ロゴ採用、とかなり手が込んだ造り。
この辺りフェラーリは自社の車をして「手の届かない美女のような存在」と例える通り、非現実的とも言えるほどのお金のかけようです。
ボタン周辺はメタリックグレー塗装。
「Ferrai」ロゴはいいですね。
なおプッシュボタンを押してキートップを外し、エマージェンシーキーを取り出す構造もランボルギーニとフェラーリは共通。
ただしタッチはフェラーリの方がよく、カチっという気持ちの良いクリック感とともに脱着可能。
キー同士の対決だと、正直なところフェラーリの方がランボルギーニにずいぶん差をつけているようですね。
塗装、品質、タッチ、美しさ、いずれをとってもランボルギーニは差をつけられていることは間違いなさそうです。
なおこちらはフェラーリ488GTBとカリフォルニアとのキー比較。
カリフォルニア世代(458イタリアも)までは普通のキー形状をしており、これをキーシリンダーに差し込んでからステアリング上のスターターボタンを押してエンジンを始動させる方式です。
フェラーリ488GTBとカリフォルニアのキーは「スマートキーかそうでないか」の差もありますが、キーに装着されるのが「プランシングホース(跳ね馬)」か「Ferrari文字か」という差異になっているのが面白いところ。
フェラーリは長年キーにはプランシングホースを採用してきており、ここで何らかの変化があったということです(キー自体はエンジンカバーを模しているという話もあり、フェラーリロゴもエンジンカバーに倣ったのかもしれない)。
なお458イタリア/カリフォルニア世代までは各ボタンもラバーで出来ており、質感など総合してもランボルギーニのキーと「どっこい(好みの差はある)」だと考えています。
しかしながらフェラーリはターボエンジン搭載とともにキーも大きく変更し、一気にセレブ感漂うものになったということですね。
ちなみに458イタリア/カリフォルニアのキーはかなり軽いのですが、最新世代のフェラーリのキーはかなり重くなっています。
ランボルギーニ同様に金属パーツが増えているということもありますが意図的に重量感を出しているようにも思われ、キーに対する考え方もちょっと変わってきているようですね。