| ピニンファリーナの新型ハイパーカー”PF0”のインテリアはこうなる |
ピニンファリーナは「市販車ビジネス」に乗り出すことを決定し、その第一号車はハイパーカー”PF0”となることを発表していますが、その後に続くエレクトリックSUVも「超高価格」となることについても言及。
そしてPF0についてはすでにポテンシャルカスタマーに実車が公開されたと言われるものの、今のところ公に公開されているのはシルエットがわかる数枚の画像、そして今回のインテリア画像くらい。
EV専用設計だからこそ可能なことがある?
今回公開された画像を見ると、非常にシンプルなインテリアを持つこと、アルカンターラとカーボンを多用していることがわかりますが、センターにはスピードメーターと簡単なナビゲーションシステムが表示され(スピードは時速325キロを表示)、サイドには車両の状況や各種設定が表示されるようですね。
なお、全体的にドライバーを包み込むようなデザインを持っていて、そしてステアリングホイールの両脇あたりにある「2つの」丸いボタンが何なのかは気になるところ。
PF0はエレクトリックカー(EV/電気自動車)とされており、そのため本来ガソリン車に備わるべき操作系を思い切って省略することで今回のような「シンプルな」構造を採用できたのでしょうね。
なお、エレクトリックモーターは「瞬間的に」最大トルクが発揮されるという特性上、従来のガソリンエンジン搭載車でスポーツ走行するにあたって重要であった「エンジン回転数」という概念がなくなり、そのためにPF0には「タコメーター」に該当する情報が中央の「もっとも重要な」場所から省かれているのかもしれませんね(切り替えにて回転数の表示は可能だと思われる)。
ピニンファリーナの性能は「ガソリン車では到達不可能」
ピニンファリーナPF0は「史上、もっともハイパワーなイタリアンスポーツカー」だとされ、その出力は2000馬力程度と見られています。
最高速度は時速400キロを超え、0-100キロ加速は2秒以下を実現すると言われており、これを本当に達成できるのであれば”非常に”大きなインパクトを市場に与えるのは間違いなさそう。
https://intensive911.com/?p=131491
そのぶん価格もハイパーで、おそらくは「軽く2億円を超える」とも。
生産台数については150台に絞られると発表されていますが、ピニンファリーナの知名度があったとしても、「初の市販車」、かつ何が起きるかわからない「EV」ということを考えると、この150台はかなり多く、野心的な数字ではないかと考えています。
https://intensive911.com/?p=131302