>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

発表直前にランボルギーニ新型EVの画像がリーク。その名は「Lanzador(ランザドール/ランツァドール)、ウルスのクーペ版ともいうべきスタイリングに

発表直前にランボルギーニ新型EVの画像がリーク。その名は「Lanzador(ランザドール/ランツァドール)、ウルスのクーペ版ともいうべきスタイリングに

| ランボルギーニはLanzadorのデザインに際し、強くその伝統を意識しているようだ |

そのうえで「EVにしかできないこと」を盛り込んだ画期的なデザインに

さて、ランボルギーニが本日発表する予定の「第四のモデル」そして「ランボルギーニ初のピュアEV」の画像が(公開に先駆け)リーク。

なお、同時に(装着されているプレートから)その名が「Lanzador(ランザドール、ランツァドール)」ということが明らかになっています。

この「Lanzdor」についてはスペイン語で「投手」「発射台」という意味があるようですが、”スペイン語”というところから推測すると、ランボルギーニの伝統に則った、「闘牛」にちなんだ命名なのかもしれませんね。

ランボルギーニ・エッセンツァSCV12
まったく「ブレない」スーパーカーメーカー、ランボルギーニ。そのモデル名、ボディカラー名、ホイール名などは神話や星座に関係し、こういった由来を持っている

| ランボルギーニのエンブレム自体が「牡牛座」を表している | 設立以降、何度オーナーが変われども星座や神話に由来する名称を一貫して採用してきた さて、現在様々な自動車メーカーがその「命名」について見 ...

続きを見る

ランボルギーニはラインアップを拡大

ランボルギーニは「フラッグシップスーパースポーツ(レヴエルト)」「スーパースポーツ(ウラカン、あるいはその後継)」「ウルス(SUV)」を展開しており、そこに加わるのがこの「第四のランボルギーニ」であるLanzador。

やや高めの最低地上高、2ドア(3ドア)そして2+2というパッケージングを持っており、これはランボルギーニが初期からラインアップしてきたモデル(エスパーダなど)の再来だと言って良いかもしれません。

Lamborghni-Lanzador (10)

ランボルギーニがV12シリーズ「エスパーダ」を紹介するコンテンツを公開!当時ミウラよりも速かった最速GT、ポール・マッカートニーの妻は誤って池に落としたことがあるそうだ
ランボルギーニがV12シリーズ「エスパーダ」を紹介するコンテンツを公開!当時ミウラよりも速かった最速GT、ポール・マッカートニーの妻は誤って池に落としたことがあるそうだ

| 「エスパーダ」とは闘牛に使用する剣を意味し、2000年代には「エストーケ」として蘇るという計画も存在した | カウンタックに記録を破られるまで、最も売れたランボルギーニでもあった さて、ランボルギ ...

続きを見る

なお、雰囲気的には事前にウワサされていたように「ウルス・クーペ」ともいうべきものだという印象。

Lamborghni-Lanzador (9)

このLanzadorが実際に登場するのは2028年辺りになるとされ、よって今回は純然たるコンセプトカーとしての公開になりますが、それでもけっこう現実的な外観を持っており、いくつかの部分を除くと「このまま」市販されてもおこしくはないかもしれません(ウルス・コンセプトがウルスとして発売されたときもそうであった)。※前から見ると、いっそうウルスとの共通性を認識させられる

Lamborghni-Lanzador (8)

リアはエストーケ、レヴエルト、シアンなど様々なランボルギーニの要素を取り入れているようにも。

Lamborghni-Lanzador (6)

ただ、サイドからの眺めは「全く新しく」、というのもこのクルマが「EVとしてゼロベースとして設計されているから」。

ガソリン車の場合、フロントにエンジンを収めるためにバルクヘッドが車体後方へと押しやられることになり、それにあわせてAピラーの付け根も後ろへと移動するのですが、EV専用設計だとエンジンを前に積まなくても良いのでバルクヘッドとAピラーの付け根を前に出すことが可能となり、この傾向はアウディQ4 e-tronスポーツバック、メルセデス・ベンツEQEあたりが顕著です。

よって、EV専用設計だと、これまでの内燃機関搭載車とは全く異なるプロポーションを実現できることになるわけですが、このLanzadorも同様であり、車体下半分に対し、上半分(キャビン)がまるごと前方へとスライドしたようにも感じられるほど。

Lamborghni-Lanzador (7)

ランボルギーニ Lanzadorのインテリアはこうなっている

そしてこちらはランボルギーニ Lanzadorのインテリアですが、エクステリアとは異なって「コンセプトカーっぽさ」が強調されており、市販に際しては大きくトーンダウンする可能性もありそうです(ウルスもまた、インテリアにおいてはウルス・コンセプトから大きく調整がなされた状態で発売されている)。

そしてこれまで以上に「Y」が強調されていることもわかり、エンジンスターターのフラップにも「Y」が再現されていますね。

Lamborghni-Lanzador (5)

グラスエリアは非常に広く、これは「マルツァル(当時最大のガラス面積を持っていた)」を意識したのかもしれません。

Lamborghni-Lanzador (4)

カウンタックより「時代を先取りした」ランボルギーニのデザイン元祖、”マルツァル”がこれだ!

| ある意味ではランボルギーニのデザイン的元祖 | ランボルギーニ・マルツァルがジュネーブ・モーターショーに登場。 マルツァルは1967年にジュネーブ・モーターショーにて発表されていますが、今回51年 ...

続きを見る

リアシートは折りたたみ可能。

非常にデザインコンシャスな内装ティティールを持ちますが、これらはおそらく「もうちょっと現実的に」変更が加えられる可能性もありそうです(ただ、排他性を確保するという意味では、このままで発売して欲しい)。

Lamborghni-Lanzador (3)

センターコンソールはカーボン、そしておそらくはサステイナブル素材にて覆われており、エンジンスターターボタンは既存モデルのパーツを使用しているようにも思えます。

Lamborghni-Lanzador (2)

あわせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニが新型EVのティーザー動画を公開。「スペースシップ」のニックネーム通り、宇宙から飛来したという設定の壮大な内容に
ランボルギーニが新型EVのティーザー動画を公開。「スペースシップ」のニックネーム通り、宇宙から飛来したという設定の壮大な内容に

| 今回その姿が公開されるものの、実際の発売は5年先の2028年が予定されている | 現在「スペースシップ」の技術的詳細も明かされていない さて、ランボルギーニが8月18日に公開する新型車の最新ティー ...

続きを見る

参照:actu.auto.fr(Instagram)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,