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マセラティがレヴァンテに「火山」を意味するマットグレーの限定モデルを設定。外装はとことんダーク、内装は華やかなレッド

2019/02/10

同グループのアルファロメオともども「山」に関するネーミングがお好き?

マセラティがレヴァンテに対しスペシャルエディション「ヴルカノ(ブルカノ/Vulcano)」を設定すると発表。

これは欧州とアジア向けに販売されるもので、限定台数は150台のみ(販売地域の広さを考えるとけっこう少ない)。※日本への投入は不明

このレヴァンテ「ヴルカノ」に設定されるボディカラーはマット仕上げの「グリージョ・ラヴァ(Grigio Lava)」。
「グリージョ」はグレー、「ラヴァ」は溶岩の意味ですが、「ヴルカノ」自体は「火山」の意味なので、そのボディカラーは「ぴったりマッチ」している、ということに。

なお、マセラティと同じFCA(フィアット・クライスラー)傘下にあるアルファロメオのSUV「ステルヴィオ」も「山の名前(ステルヴィオ峠)」に由来しており、両社ともけっこう「山」が好きなのかも。

マセラティほど妖艶な演出が得意なメーカーはほかにない

このマセラティ・レヴァンテ・ヴルカノのボディには各パーツをブラック仕上げとする「ネリッシモ」パックが装着され、テールランプがダーク仕上げに、そしてクロームパーツは「ダーク」クロームに、さらにウインドウモールはグロスブラックに。

そのほかだとリア5面のウインドウがスモーク仕上げとなるほか21インチサイズのホイールはマット仕上げ(ダイヤモンドカット)に。
一方でブレンボ製ブレーキキャリパーはレッドに彩られており、コントラストを演出するという仕様を持っています。

インテリアにはマセラティらしい「レッド」のフルグレインレザー(ブラックのコントラストステッチ入り)が採用され、ヘッドレストにはマセラティの「トライデント」。

そのほか内装だとカーボンパーツの採用が特徴として挙げられ、センターコンソールには「Vulcano」、そして限定150台のうちの1台であることを表すプレートが(例によってシリアルナンバーは入らない)。

マセラティ・レヴァンテ・ヴルカノのエンジンについては3リッターV6ツインターボ、出力は345馬力版と424馬力版とがラインアップ(V8ツインターボを選ぶことはできない)。

現在マセラティはプレミアムカーセグメントにおいて競争力を発揮できず、苦しい状態が続いてい中、何度となく工場の生産見送りや労働時間短縮を行っている状態。

その中でレヴァンテはまだ「好調」な部類に属するモデルでもあり、ここで力をつけてニューモデルの展開に向けて奮起してほしいところでもありますね。

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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