ベイビーNSXとして発売希望。重量899キロ、出力403馬力のMRマシン
ホンダが正式に「ホンダ・ヴィジョン・グランツーリスモ」を公開。
先日、グランツーリスモ・スポーツのティーザー動画にこの車両が登場し話題となっていますが、今回改めてスペック等が公開されることに。
実際に1/1スケールモデルも作成し実験済み。ホンダは市販化に向けて動く?
ここ最近公開されたヴィジョン・グランツーリスモとしては「プジョーL750R」「マクラーレン・アルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモ」「ザガート・イソリヴォルタ・ヴィジョン・グランツーリスモ」がありますが、今回の「ホンダ・ヴィジョン・グランツーリスモ」はそれらに比べるとかなり現実的。
プジョーがアップデートされたヴィジョン・グランツーリスモ「L750Rハイブリッド」公開
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ザガートが東京にて「イソリヴォルタVGT」発表。コルベットのエンジンを積むイタリアンスーパーカー
「ホンダ・ヴィジョン・グランツーリスモ」のデザインは同社のロサンゼルスにあるデザインスタジオの手によるもので、最終の仕上げは日本の本社にて行われたもの。
「ヒューマン・センター・デザイン」を採用しているとのことですが、ホンダは以前から「マン・マキシマム」など人間中心のデザインを行うことでも知られます。
なおホンダは「ホンダ・ヴィジョン・グランツーリスモ」について実物大の模型を作成し、コンピューター上のシミュレーションにあわせ、模型による風洞実験も行い、エアロダイナミクスを向上させた、とのこと(せっかく作ったので、どこかでその実物大の模型を公開して欲しい)。
スペック的には「ボディパネルは全てカーボンファイバー」「重量899キロ」「エンジンは2リッター4気筒V-TEC、403馬力」「後輪駆動」「8速デュアルクラッチ・トランスミッション」を持つ、とのこと。
エレクトリックシステムを持たないというところもまた「現実的」ですが、このスペックとは行かないまでも、近いスペックで「ベイビーNSX」として実現させてくれれば、と切に願います。
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