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ホンダが「新型プレリュードを欧州市場に投入する」と正式にコメント、復帰するグッドウッドにてプレリュード・コンセプト含む現在・過去・未来のクルマを展示

ホンダが「新型プレリュードを欧州市場に投入する」と正式にコメント、復帰するグッドウッドにてプレリュード・コンセプト含む現在・過去・未来のクルマを展示

| 今回のプレリュード コンセプトに採用されるボディカラーはジャパンモビリティショー公開時と異なる「レッド」、追加情報に期待したい |

見たところでは「ほぼ市販可能な」要件を備えているように思われる

さて、ホンダの欧州法人が今週末7月11日から14日まで開催される2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに復帰すると発表し、過去、現在、そして未来のさまざまな車両を展示するとともにプレリュード・コンセプトをヨーロッパにて初公開すると発表。

このプレリュードは2001年を最後に消滅していますが、ジャパン モビリティショー2023にて「プレリュード・コンセプト」として復活を果たしており、そしてこれは「単なるコンセプトではなく実際に市販を視野に入れたもの」だと紹介されていて、それがいよいよ現実のものとなりそうです。

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Honda

ホンダが「プレリュードコンセプト」を発表、しかしプレリュードとは似ても似つかぬ姿、むしろプリウスに近いルックスにネット上は大混乱
ホンダが「プレリュードコンセプト」を発表、しかしプレリュードとは似ても似つかぬ姿、むしろプリウスに近いルックスにネット上は大混乱

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まだまだ新型プレリュードについての情報は少ないが

なお、現時点では「新型」プレリュードにつき、発売時期や価格、パワートレーンなど詳細は未公開。

しかしホンダは今回のイベントのために新しく「レッド」をまとうプレリュード・コンセプトを用意しており、よって具体的な情報公開を期待していいのかもしれません(ちなみに日本ではじめて赤いクルマを発売したのはホンダである)。

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日本で初めて乗用車に「レッド」を採用したのはホンダだった。2001年に正式に「ホンダレッド」としてコーポレートカラーとして用いられるようになった経緯とは
日本で初めて乗用車に「レッド」を採用したのはホンダだった。2001年に正式に「ホンダレッド」としてコーポレートカラーにも用いられるようになった経緯とは

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ホンダのチーフエンジニア兼大規模プロジェクトリーダーで、山上智行氏は「プレリュードは、進化し続ける当社のハイブリッドストーリーの最新章を飾るだけでなく、25年にわたる先駆的なハイブリッド研究開発の成果でもあります」と語り、今回の発表において「ヨーロッパと英国で販売される」ことを正式に確認しており、しかし日本含む他地域での発売には言及されていないのが現状です。

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現時点で新型プレリュードについてわかっていることをまとめておくと、まずは上述の通り「ハイブリッドパワートレーン」を積むこと、しかしホンダはホンダが「電動化時代でも楽しく運転できる」とコメントしているので、燃費重視型というよりも「スポーティーなセットアップ」を持つハイブリッドシステムを採用するのかもしれません。※ジャパンモビリティショーで発表された際の公式コメントは以下の通り

カーボンニュートラル実現のための電動化や、自動運転技術が普及していく過程においても、運転する楽しみ(ドライビングプレジャー)を追求し続け、そして継承していく。それをコンセプトモデルとして表現したのが、この「 PRELUDE Concept」です。
“操る喜び”と際立つ個性が、日常からの解放をもたらします。

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Honda

そのほか、「運転が楽しい」といえど、それは公道レベルの話であって「サーキットを走るようなクルマではない」とも言及されているので、かつてのプレリュード同様に「スペシャルティ」としてのポジションを維持するのかもしれません。

なお、現在2ドアクーペ市場はもはや「ほぼ存在しないレベル」であり、世界最大の自動車市場である中国においても確実に人気がないセグメントではありますが、なぜホンダがここでプレリュードを復活させようと考えたのかはちょっとナゾ。

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Honda

もしかすると「GRスープラやGR86に引っ張られてブランドイメージが向上した」トヨタを見て、(シビック タイプRほどハードコアではなく、とっつきやすい)スポーティーなクーペを導入することでホンダのイメージを変革したいと考えた可能性もありそうですが、いずれにせよ、グッドウッド フェスティバル オブ スピードでのお披露目を期待したいところですね。

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参照:Honda

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