| 南アフリカにも腕のいいショップがあるようだ |
南アフリカのチューナー、「Race!」が日産R35 GT-Rにリバティウォークのエアロキットを取り付けた車両を公開。
キットそのものは日本から輸入し現地(南アフリカ)で装着したとのことですが、画像を見る限りなかなかの出来栄えです。
内容としてはオーバーフェンダー含むフルエアロキットとなり、しかしリアはウイングではなくダックテール。
ホイールはフォージアート製の「マグリアECL」で、車高はかなり落とされているものの走行可能な範囲に留められているようですね。
なおサスペンションキット自体はKW製で、油圧式のリフターも装着されている、とのこと。
ホワイトにレッドで意外と日本的
ボディカラーはホワイト、ブレーキキャリパーがレッドというところを見ると、意識したのかどうかは不明ではあるものの、なんとなく日本っぽい配色に。
ドアの日章旗が「トドメ」となっていますが、南アフリカの日本観はどんなかんじなんだろうな、と思ったり(ぼくらも南アフリカのイメージを正確につかめていない)。
なお、エアロキットは日本で購入するとフロントバンパー&ディフューザー(FRP:502,200円/CFRP:561,600円)、フロントカナード(FRP:86,400円/CFRP:129,600円)、リアバンパー(FRP:216,000円)、リアディフューザー(FRP:324,000円/432,000円)、ボンネット(FRP:162,000円/CFRP:270,000円)、LEDヘッドランプ(291,600円)、LEDテールランプ(118,000円)、といった価格設定です。
エアロパーツをポン付けしただけではなく、あちこちをブラック・アウトしているのもいいですね。
ちなみに室内には独自のカスタムが施され、カーボンパーツが使用されるほか、ロールケージも組まれます(リアシートが残されているものの、まずシートに座ることはできなさそう)。
南アフリカには意外とアツいチューナーが多かった
なお南アフリカというと荒野にキリンが歩いているようなイメージですが、実際のところ大都市も多いようで(かのマクラーレンF1のデザイナー、ゴードン・マレー氏も南アフリカ出身)、となるとクルマにお金をかけるカーガイも多数。
しかも車検というか法規がユルいのか、かなりぶっ飛んだカスタムが見られるのも特徴です。
ちなみにこちらは何を思ったか「ランクルをホットロッドにしてみた」というカスタム。
そしてアウディRS6アバントをDTMマシン風にカスタムし、「スケルトンボンネット」を装着したクルマも(今回のGT-Rと同じRace!によるチューン)。
一方で犯罪も多発しており、「ちょっとお金がありそうな」人はすぐに襲われたり、
高級車はカージャックにあったりという危険性も常に存在するのが南アフリカであるようですね。
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