| トヨタは毎年SEMAに対しなみなみならぬ注力を行っている |
今年の目玉は「旬」なランドクルーザー
さて、最近はあまり日本で話題に上らなくなったSEMAショー(アフターマーケットパーツの見本市)ですが、相変わらずアメリカでは大きなトピックとなっていて、様々な自動車メーカーが現地パーツメーカーやチューナー、ショップと組んで多種多様なカスタムカーを展示しています。
そしてトヨタはSEMAショーへの出展に非常に熱心な自動車メーカーのひとつであり、過去にはGRスープラなど「旬」のクルマを思いっきり改造して展示したことも。
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トヨタは今年のSEMAショーにランドクルーザー、4ランナー(ハイラックス)のカスタムカーを展示
なお、トヨタは今年のSEMAショーに「GR86にGRカローラのパワートレーンを移植した」カスタムカーを出展することが明らかになっていますが、今回報じられているのが「ランドクルーザーROXコンセプト」「4ランナー サーフコンセプト」の展示です。前者はランドクルーザー250の車体後部(ルーフ)を切り取って荷台むき出しのピックアップトラックへと改装したクルマ、後者は80年代のハイラックスサーフにインスパイアされた2ドアSUVです。
そこで今回「ランドクルーザーROXコンセプト」を見てみたいと思いますが、このランドクルーザーROXは、トヨタの(カリフォルニアにあるデザイン拠点の)キャルティデザインリサーチスタジオが手がけたもので、オープンエアのオフローダーとしてのビジョンが反映されおり、Cピラーを切り落とし、Dピラーも撤去、さらに屋根を完全に取り除くことで「ピックアップトラック化」。
パノラマルーフの上にはリクライニング式のソフトトップがあり開放感を演出しているほか、カスタムハーフドア、”グラスレス”デザイン、ワイドフェンダーエクステンション、大型オフロードタイヤといった装備も。
さらには前後のスチールバンパー、強化スキッドプレート、ブラッシュガードなどが組み込まれ、リアには機能的なテールゲートと新しいスペアタイヤキャリアも設置されています。
こちらは制作風景ですが、トヨタによると、車両の半分以上が新しい部品に置き換えられているとのこと。
トヨタがSEMAショーにて展示するクルマを紹介する動画はこちら
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参照:Toyota USA(Youtube)