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| レクサス、新型スポーツクーペの内装を初公開。ハイブリッドであることが明らかに |
市販モデルではどの程度このインテリアが再現されるかは不明である
レクサスが開発中の新型スポーツクーペ(通称:レクサス・スポーツコンセプト)のインテリアが初めて公開され、その先進的なデザインとハイブリッド構成が注目を集めることに。
このモデルは8月に「Lexus Sport Concept」として初公開されたプロトタイプ(当時はインテリアが公開されていない)の発展版と見られ、量産化を見据えた段階に入ったのだとも考えられます。
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中央スクリーンのないインテリア。大胆でありながら“ほぼ市販レベル”
一見するとコンセプトカーらしい“奇抜”なコクピットですが、よく見ると市販車として現実的な完成度を持っています。
特に目を引くのは中央のインフォテインメントスクリーンが存在しない点。
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代わりに、中央メーターの両側に翼のように配置されたデジタルディスプレイが装備され、ここへ車両情報が統合的に表示されます。
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その画面には「バッテリー残量70%」のほか、「Power」「Charge」インジケーター、タイヤ温度(86°F)や空気圧(33.4psi)までが表示されており、この「バッテリー残量」はハイブリッド駆動システムを搭載している証拠といえそうですね。
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ステアリングヨークと新世代コントロール類
ステアリングはヨーク型(航空機の操縦桿スタイル)を採用し、物理スイッチやロータリー、パドル類を多数装備。※近年のレクサスが好むスタイル
左のパドルには「RE」と刻印があり、回生ブレーキ(Regenerative Braking)の調整に使われるものと見られます。
また、LCシリーズのような「ドライブモードセレクター」がメーターフードの後ろから伸びる形で装着されており、右側がギアセレクター、左側は「M」「N」モードや「Manual BEV」などの表記が確認されています。
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助手席側はシンプル。グリーンアクセントが走るミニマルな空間
助手席側には特別な装備はなく、ダッシュボードにはグリーンのアクセントラインがドアまで連続して走るのみ。
センタースクリーンや助手席専用ディスプレイも存在せず、完全にドライバー重視のレイアウトを持っており・・・。
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シートは(LSクーペコンセプト同様に)左右非対称。
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コクピット下部のシルバーラティス部分には、エアコン、リアデフロスター、ウィンドウデフロスターと思われる3つのボタンが並び、左側には「サラウンドビュー」「ブレーキホールド」「パーキングアシスト」などのスイッチが配置されています。
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市販モデルでもこのインテリアを維持できるか?
中央スクリーンを排除したこの設計は、現行レクサスのデザイン哲学を超える大胆な試みといえますが、ただし量産時には顧客利便性を考慮して従来型のインフォテインメントディスプレイが復活する可能性も。
いずれにせよ、今回のインテリア公開は、レクサスが「電動化×スポーツ」領域に本格参入する明確なシグナルと受け取ることができ、まずは状況が「進展した」ことを喜びたいと思います。
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エクステリアの「追加画像」も公開
なお、レクサスは今回スポーツコンセプトの追加像も公開しており・・・。
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ドアミラー(カメラ)などまだまだ現実的ではない部分もありますが、ここから市販モデルの姿が大きく変わることはなさそうですね。
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こちらはウイング展開状態。
今回レクサスが公開した3台のコンセプトカーはいずれもルーフに「ストップランプを内蔵したアンテナ」を持っており、これは今後のレクサスの「標準装備」となるのかもしれません。
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そしてルーフにはナゾのファン(ドローンとして分離しそうである)。
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レクサスがジャパンモビリティショーにあわせて公開した動画はこちら
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