| ヘッドライトがいったいどこにあるのかわからない |
さて、日本へと上陸を果たすと言われたり、ロールスロイスのデザイナーを獲得したりと話題には事欠かない中国の自動車メーカー「紅旗」。
今回は上海モーターショーにて発表したピュアエレクトリックカー、「Hongqi E-QM5」のデザインがあまりに奇抜だとして話題となっています。
なお、紅旗は1000万円オーバーの高級エレクトリックSUV、E-HS9を(昨年10月の北京モーターショーにて)発表したばかりですが、今回はそれに続くエレクトリックモデルとして追加したのがこのE-QM5。
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ライバルはBMW 5シリーズあたり?
なお、紅旗は「L」や「E」といったモデル名を採用する事が多く、Lはフラッグシップセダン、そしてEはエレクトリックモデルを指し、数字は「クラス」を表します(数字が大きいほうがサイズ、もしくはヒエラルキーが高い)。
今回のE-QM5については「5」というナンバーが振られており、これは紅旗の通例からすると「アッパーミドル」クラスに位置し、BMWだと5シリーズ、メルセデス・ベンツだとEクラスに相当するのだと思われます。
このE-QM5のボディサイズは全長5,040ミリ、全幅1,910ミリ、全高1,569ミリ、ホイールベースは2,990ミリという数字を持ち、バッテリーサイズは136PS/134HP、エレクトリックモーターは「シングル」(フロントにマウント)。
一回の満充電あたり航続可能距離は431キロ(NDECサイクル)、価格は20万元(330万円くらい)~30万元(500万円くらい)だと言われます。
なお、そのデザインはあまりに「奇っ怪」と言わざるを得ず、しかしこれが「中国で好まれるデザイン」なのかもしれません(日米欧の自動車メーカーのクルマをコピーするよりはよっぽどいい)。
奇妙に直線と曲線とが交錯する不思議さもあり、そして「フロントとリアのデザインに全く統一性がない」のも中国車の特徴だと言えるかもしれませんが、どれくらい売れるのかも気になるところですね。
紅旗E-QM5のインテリアはこうなっている
そしてこちらは紅旗E-QM5のインテリア。
エクステリアに比べるとまだ「普通」といった印象ではあるものの、物理スイッチが少ないので、車両の機能の多くはセンターにある大きなタッチスクリーンにて行うのだと思われます。
ステアリングホイール上に燦然と輝く「紅旗」の文字が印象的ですね。
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