とても常人には運転できそうにない
ぼくが大好きなKTM X-BOW(クロスボウ)。
見ての通りスパルタンという言葉でも足りないほどの車ですが、チューニングカンパニー、Wimmer RSTがさらにこのX-BOWをチューン。
現在X-BOWのラインアップはX-BOW GTとX-BOW Rの2種で、X-BOW GTはフロントにスクリーンをもつグランツーリスモ、エンジンは2リッター4気筒ターボで出力は285馬力というスペックです。
X-BOW Rのほうは同じエンジンながらも出力は300馬力となり、フロントスクリーンなしという過激仕様。
X-BOWのボディサイズは全長3738ミリ、全幅1915ミリ、全高1202ミリ。
これはランボルギーニ・ウラカンよりも70センチほど短い数字ですが、幅や高さはほぼ同じ(というか、ウラカンの方が低い)。
つまり画像で見る印象よりも実際はずいぶん大きいクルマということになるかとも思います(はじめて見たとき、その大きさに驚いた)。
なお、車体はわずか790キロという超軽量スポーツカーでもありますね。
0-100キロ加速は3.9秒から2.97秒へ
今回Wimmer RSTでは「X-BOW R」をベースにエンジン出力を一気に485馬力まで向上。
ちなみにエンジンはアウディ製なので、比較的チューンは容易なのかもしれません。
もともともX-BOW Rの0-100キロ加速は3.9秒ですが、このチューンドX-BOW Rの加速はなんと2.97秒。
なお、300馬力が485馬力となったところで0-100キロ加速が3.9秒から2.97秒になるのはあまりに劇的な向上ですが、これには「トランスミッションが6速MTから6速DSGへ変更」されていることも大きく影響していそう。
これも「アウディのエンジン」であるためにトランスミッションの変更が比較的容易なのかもしれませんね。
なお、このチューンドX-BOW Rは見たところフロントリップ、リアウイングが装着されているようですが、フロントスクリーンはもともと「ない」ままなので、乗車時にはヘルメットをかぶる必要がありそう。
なおノーマルのX-BOWの価格は13,122,000円。
このカーボンパーツ群は「カーボンパッケージ」だと思われ、その価格2,241,000円という設定です。※KTM X-BOWの製品ページはこちら
なお、X-BOWはぼくが「死ぬまでに所有しておきたいクルマ」の一台。
X-BOWのほかだと、デロリアン、プロウラーの二台は手に入れておかねばなるまい、と考えています。