マセラティ、2025年の第1四半期で48%減少 ─ “最悪の高級ブランド”脱却なるか?
| マセラティの販売が「減少に次ぐ減少」、暗いトンネルから抜け出せない状況に | 現時点でブランド回復の見込みは「非常に薄い」 さて、マセラティが「クルマが売れずに苦戦」しているのは既報の通りではありますが、2025年1月から3月の米国市場での販売台数はわずか1,700台にとどまり、前年同期比で48%の大幅減少となったことが明らかに。 ただ、マセラティはこれまでにも販売減少が長らく続き、そして今回は「減少した販売台数からさらに48%も減少」してしまったため、その下落に歯止めがかからないといった状況です。 ...
米国EV市場、2025年Q1に大きく前進 ─ しかし最大の敗者は意外なあのブランド?
| テスラの「不調」ばかりが報じられるが、実はもっと販売が落ちているライバルが存在した | さらにここからは「関税」という想定外の要素に翻弄されることになるであろう 2025年1月から3月の間、米国で販売された電気自動車(EV)は約30万台に迫り、これは前年比で11.4%の増加を記録となって「ほかの世界の主要市場に比較すると比較的大きな伸び率」ということに。 そしてポルシェ、トヨタ、フォルクスワーゲン(VW)、ボルボ、GMCなどが軒並み販売を伸ばす中、テスラは販売台数を9%落とし、静かなスタートとなったこ ...
サイバートラックの予約100万台はどこへ?売上は低迷、イーロン・マスクはロボットに夢中
| テスラ・サイバートラックは「相当な金額の在庫」が積み上がっていると言われるが | 納車が進まないのは「生産上の問題」ではなく「需要の低迷」か 発売前に「予約台数100万台超」として話題をさらったテスラのサイバートラック。しかし予約は実売にはつながらず、現在その販売は低迷しているとも伝えられ、たしかに現在の納車台数は「100万台には程遠い数字」です。 発売当初、サイバートラックはその構造に起因して生産が難しいということが公式に言及されており、よっていまだ需要を満たすだけの生産がなされていないという可能性 ...
「小さな巨人」、マクマ―トリー・スピアリングが強烈なダウンフォースを発生し”逆さ走行”に成功。ついに空想が現実に【動画】
| マクマ―トリー・スピアリングはあらゆる意味で「常識を覆してしまう」存在である | 更に恐ろしいのは、このクルマがいままさに「市販されようと」していることである ときどき「理論上の過程として」聞かれるのが「F1マシンはある速度を超えると、逆さまに走れるほどのダウンフォースを生み出す」という話。そして「車体重量以上のダウンフォースを発生させることが可能であれば、その力をもって天井に車体を張り付かせることができるのではないか」という空想上の議論もたびたびなされ、これを実際に試算したユーチューバーも過去には存 ...
ザ オークラ東京最上階の鉄板焼「さざんか」へ。この眺望とともに最高の食材と最高の技術を堪能する【動画】
| やはり鉄板焼きの魅力はシェフとの対話、そして素材を活かした調理技術にある | さすがは「オークラ」、食材と調理技術レベルは非常に高い さて、オークラ東京の最上階(41階)にある鉄板焼レストラン「さざんか」へ。 そもそも鉄板焼きというのは(オークラによれば)1964年の東京オリンピック開催時、海外からの来客に喜んでもらうために誕生した「和と洋との融合」そして「日本ならではのおもてなし」を融合させた日本料理の新しいスタイルであるとのことで、つまりは「日本独特の、しかし比較的新しい」形態ということに。 そこ ...
ザ オークラ東京の朝食ブッフェへ。食材あたりの量が少なめに抑えられているため、より多くの種類を楽しめるというありがたさ【動画】
| このあたり、さすがは「日本のホテル」ならではの配慮である | ちなみになぜか「中華」は存在しないもよう さて、ザ オークラ東京へと宿泊してきたわけですが、今回は「オーキッド」での朝食ブッフェの様子を紹介したいと思います。ザ オークラ東京での朝食は朝食ブッフェとアラカルトをいただける「オーキッド」、和食の「山里」そしてルームサービスの三種類ですが、ルームサービスを選択した場合のみ、前日までに予約を入れておく必要があります。 いずれも魅力的ではあるものの、ぼくは「自分で食べるものは自分で選びたい」タイプで ...
ザ オークラ東京へ宿泊してきた(2)。見れば見るほど細やかな配慮が光る「日本ならではのホテル」である【動画】
| ザ オークラ東京の宿泊費は「それなりに高価」ではあるが、細部をよく見るに、むしろ「安い」とも感じられるほどである | 正直「また来たい」とも思える優れたホテルであることは間違いない さて、「ザ オークラ東京」への宿泊記第二弾。オークラは「日本のホテル」であることを強く主張していますが、そこには「日本ならではのおもてなし」に対する自信を垣間見ることができ、音や振動が徹底的に排除されていたり、エアコンの効きが均一で音が静かであったり、目に入るものすべてが特別なため「日常を連想させず、何も気にせずに」寛げる ...
ザ オークラ東京へ(1)。コンテンポラリーな「プレステージタワー」へと宿泊してきた【動画】
| ザ オークラ東京は「日本のホテル」を強調するだけあり、細やかな配慮が光る「おもてなしの宿」である | 見れば見るほど「隅々にまで」こだわりが反映されていることがよくわかる さて、諸用あって「ホテル オークラ東京」へ。 オークラ東京への宿泊ははじめてですが、このオークラ東京は「世界の一流ホテルに並ぶこと」を標榜して1962年に開業し、2019年には(東京オリンピックを目前にして)やはり世界の最前線としてのプレゼンスを確保すべく「The Okura Tokyo」としてリニューアルされています。 ホテルの構 ...
ランボルギーニが自社の博物館にて写真展「The Industrial Perspective」を開催。普段見れない「工場の内側」がアートへと昇華
Image:Lamborghini さて、ランボルギーニが自社の博物館(ランボルギーニ・ミュージアム)にて、イタリア人写真家ルクレツィア・ロダによる新たなモノグラフィック写真展「The Industrial Perspective(産業的視点)」を開催すると発表。 この展示は世界芸術の日である4月15日に開始され、ランボルギーニいわく「今回の展覧会は、ランボルギーニというブランドが紡ぐ文化的ストーリーの新章となり、アートと産業、そして地域社会を結びつけるミュージアムの取り組みをさらに強化するものです」。 ...
ポルシェが伝統の千鳥格子(ペピータ)をドライバーズセレクションへと大幅拡充。クルマに乗っていないときでも「ポルシェの世界を堪能」できるように
Image:Porsche | ポルシェにとって「ペピータ」はその伝統のひとつでもある | なかなか日本だと「自動車の内装」として馴染みがない柄ではあるが さて、ポルシェにとって「千鳥格子(ペピータ)」が特別なのはご存知のとおりですが、これは1960年代にオプションとして導入された仕様に端を発します。その後このペピータは911初期モデルのシグネチャーデザイン要素となり、シートセンターパネル、ドアトリム、グローブボックス等に用いられるものの、その後しばらく表舞台から姿を消し、しかし少し前になってからポルシェ ...