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シボレー・コルベットZ06をレーシングカー風にカスタムしたチューナー現る!コルベットはちょっと弄るとやたら格好よくなる件

2018/11/14

| シボレー・コルベットZ06がレーシングカー”C7.R”風の外観に |

シボレー・コルベットには「C7.R」なるレーシングカーが存在しますが、今回ロードバージョンのコルベットZ06を”C7.R風に”カスタムしたチューナーが登場。

このチューナーは「スピード・ソサエティ(Speed Society)」によるものだと紹介され、実際に外観はフロントリップやリアウイングの追加、ラッピングによってC7.Rそっくりとなっていますが、驚くべきはその出力が650馬力から850馬力にまで高められていること。

カスタムにはオリジナル要素も

なお、スピード・ソサエティはコルベットZ06の外観を「まんま」C7.Rにするのではなく、オリジナル要素も加味。
たとえばフロントフェンダーサイドには「アメリカ国旗風グラフィックを追加したり」といった具合ですね(アメリカ人は本当にアメリカ大好きなんだなあ、と思う)。

もともとZ06のエンジンは6.2リッターV8スーパーチャージャーで650馬力を発生しますが、上述のとおりスピードソサエティではこれを850馬力へとパワーアップ。
この850馬力という数字はコルベットのトップレンジである「ZR1」の755馬力をも超えており、しかもそのパワーを受け止めるのは「後輪のみ」。
おそらくはとんでもないじゃじゃ馬なんじゃないかと思われるものの、サーキットを走るとこの上なく楽しそうですね。

ちなみに日本とドイツはクルマをチューンするにあたって「まずはローダウン」ですが、アメリカではあまり車高を落としていないクルマも多く(このコルベットも落ちてない)、そのあたりはチューニングやカスタムに対する考え方の差だと言えそう。

なお、ぼくが思うのは「コルベットはちょっと弄るとやたら格好良くなるな」ということ。
ただしこれはコルベットに限らずマスタングやカマロなどアメリカのスポーツカー全般に言えることで、これは他の国のクルマにはない特徴かもしれません。

その理由は不明ではあるものの、古くからアメリカ人はカスタムに親しんでおり、エンジンスワップやボディ形状の変更は当たり前で、ダッジのように交換用のクリートエンジンを販売するメーカーもあるあたり、もともとアメ車そのものが「カスタム前提」で作られているのか、そしてカスタムするほう(個人やチューナー)もクルマを弄るのに慣れているのかもしれませんね。

とにかくこのコルベットZ06については「素晴らしい出来栄え」だとしか言いようがなく、これを合法に、そして公道で乗れるとなると”毎日が楽しくなる”のは間違いなさそうです。

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