| 新型カローラがさっそく1000馬力のドリフトマシンへとカスタム |
トヨタはニューヨーク・モーターショーにて新型カローラ・ハッチバックを公開していますが、同時にそのレーシングカーも公開。
これは「フォーミュラ・ドリフト」参戦用マシンで、その出力はなんと1000馬力。
もちろん「ドリフト」用なので後輪駆動化されていますが、メーカー自らが、しかも新型車の発表と同時にこういった過激マシンを公開するのはちょっと驚き。
アメリカではとにかくレースへ出ることが重要
ただ、アメリカでは「モータースポーツに参戦していないと車が売れない」という実情があるようで、やはり「カムリ」もレースに参加するなど、このあたりはちょっと日本と異なるところ。※新型スープラにおいてもまず競技用車両を先に公開したのは同じ意図と思われる
もちろんレースへの参戦は非常にお金がかかるものの、レースに出ないと現地のディーラーから「レースに出ろ」と突き上げを食らうことになり、メーカーとしてはこのあたり苦労するところのようですね。
なお開発パートナーはパパダキス・レーシングで、チームは「Rockstar Energy Drink / Nexen Tire」、ドライバーはフレドリック・アースボ選手。
エンジンは2RA直4をターボとニトロで加給することによって出力を1000馬力にまで向上させているそうですが、とんでもなく大きなターボを積んでいるのは想像に難くないところ。
ちなみにFR化にあたっては新型スープラのパーツを使用していると報じられ、これはちょっと興味がある部分。
実際にカローラ・ハッチバックはまだ生産を開始していないので、この個体は2台しかないプロトタイプのうち一台をベースにしている、とのこと。
なお、パパダキス・レーシング、フレドリック・アースボ選手はこれまでも先代カローラiM(ハッチバック)で競技に出場しており、その走りは動画でも確認できます。
↓こちらはイニシャルDへのトリビュート
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