| デザインはバレンシア大学の学生 |
DSDデザイン&モータースポーツが「ゴーレム」を公開。
デザインはバレンシア大学の輸送機器デザインを学ぶ学生の協力によってなされたそうですが、現段階では走行不能のクレイモデル。
ただしDSDデザインはこのままの姿で「ゴーレム」を発売するとしており、登場すればけっこうな人気を呼びそう。
ボディ形状としては「ピックアップ」に属すると思われますが、クーペ風のフロントウインドウ、そしてルーフラインを持っているようです。
限定台数は30台
なお、DSDデザインによると生産は「30台のみ」。
エンジンはV8で出力は710馬力、駆動方式はもちろん4WD。
トランスミッションは8速AT
リアフェンダーには「GLM(ゴーレム) 01 PROTOTYPE」の文字が見られ、現状ではプロトタイプにとどまることがわかります。
リアのグラブバー形状を持つテールランプはなかなか秀逸ですね。
ほかにもある、クーペ風オフローダー
なお、クーペ風オフローダーはいくつかのメーカーが投入を考えたことがあり、代表的なのは「ラリーファイター(3500万円くらい)」。
これはもともとアメリカの会社が考えたものですが、プロジェクトがそのまま中国に買い取られ、実車が映画「トランスフォーマー」に登場していますね。
そのほかだと中東のザルーク・サンドレーサー(2000万円くらい)。
こちらも市販されると言われていたものの、現在のステータスは不明。
そのほかフォルクスワーゲン・コンセプトT(2004)、
こちらはアウディ・ナヌーク。
アウディR8ベースのクーペ風オフローダーで、アウディはかなり真剣に市販化を考えたと言われるものの、計画はお蔵入りとなったようですね。
アウディ・ナヌークのジウジアーロ版、「パルクール(やはりコンセプト)」といったクルマも。
こちらは一般を対象としたデザインコンペが実施されています。