| カーン・デザインはどこまで本気なのかはわからない |
さて、先日ランボルギーニ・ウルスのカスタムプランをちょっとだけ公開したカーン・デザイン。
カーン・デザインはイギリス拠点のチューナーであり、同じイギリスの自動車メーカーであるアストンマーティンのカスタムでも知られますが、別ブランドとして「チェルシー・トラックカンパニー」なる部門を持ち、レンジローバー/ランドローバーやジープといったオフローダーのカスタムも得意としています(ジムニーのカスタムにも参入した)。
前後は「オーバーフェンダー」で武装
以前にも、このピンクのウルスについてはTwitterにて公開しているものの、今回公開した画像は以前のものとちょっと異なり、フロントバンパーやフロントフェンダー、そしてリアフェンダー、Cピラー、リアバンパーのデザインがよりアグレッシブに。
詳細については触れられていないものの、おそらくは「オーバーフェンダー」が装着されるようで、かなり迫力が増しています。
面白いのは、ほかチューナーは「ボディ同色」部分を増加させる傾向にあるのに、カーン・デザインは逆にボディ同色パーツを減らし、ルーフやボディサイド下部をブラックへと変更していること。
ウルスはクーペスタイルを持つとは言え、やはりボディ面積の大きな車であり、しかしこういった部分にブラックを使用することでぐっと全体が引き締まっているように思います。
ウルスに限らずですが、SUVでモールなどをボディカラー同色にすると、それだけ体積が大きく見えてスポーティーさが阻害される場合があり、よってぼくとして、「SUVはこんな感じでボディカラー同色部分を減らす」カスタムのほうがいいだろう」と考えています。
カーン・デザインは他にもこういったカスタムを公開
カーン・デザインはこれまでにもアストンマーティンのボディ外装をすべて置き換えるというカスタムを手がけており、実際に今回のウルスのカスタムであれば「簡単に」実現できそう。
さらにはランドローバー・ディフェンダーの6輪化も予告しており(これはまだ実現していない)、かなりな技術力があるのは間違いなさそうですね。
そして最近だと別ブランド「チェルシー・トラック・カンパニー」でのカスタムも有名。