| エンジンレイアウトとともに、コルベット史上もっとも大きな変化を見せる |
新型コルベット発表目前ですが、発表前にC8コルベットのインテリアの画像がリーク。
画像の品質からして「公式画像」と思われますが、これまでにチョコチョコと出ていたスパイフォトが”本物であった”ことを裏付けることに。
見た目の印象としては「アメ車」という感じはまったくなく、ドイツ車のような品質、そしてイタリア車のようなセクシーさを持ち、コルベットがこれまで採用してきた、ドライバーオリエンテッドな雰囲気もうまく残されています。
果たして「標準」なのか「オプション満載」なのか、それが問題
この画像を持つコルベットのグレードがどのあたりに位置するのか、そしてどの程度オプションが盛り込まれているのかも不明ではあるものの、当初発表されるコルベットは「エントリーグレード」とも言われるので、それが事実だとすると、新型コルベットは「ベースモデルでもこの高いレベルのインテリアを持つ」ということになりそう。
意外なのはカーボンパーツの使用が見られず(というかカーボンを使用するところはほとんど無い?)、シルバーのアルミ調トリムが見られること。
このあたり、金属調の質感を好むとされるアメリカ市場へ配慮したものかもしれません。
ステアリングホイール形状はレーシングカー風
そしてステアリングホイールは「2本」スポークへ変更さていますが、この2本スポークは「スポーツカーにしてはかなり珍しい」もの。
そしてスポークは太く、そこへスイッチが並べられており、フラットボトムに加えて「フラットトップ」。
これは前方の視認性を考慮したものだと思われますが、それだけシートポジションが低い、ということなのでしょうね。
同じくこういったステアリングホイール形状を持つのはフォードGTそしてプジョーの一部ですが、イタリアそしてドイツのスポーツカー(フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ)はこういったステアリングホイール形状を採用していないように思います。※画像はフォードGT
新型コルベットのスイッチは意外と「タッチ式」ではない?
そのほか気づくこととしては、ステアリングホイール、センターコンソールなどに「(タッチ式ではない)物理スイッチが多い」ということですが、これも”市場の好み”を反映させたものかもしれませんね。
なお、ステアリングホイール右横には大きなタッチ式ディスプレイが見られるものの、おそらく表示画面からして、車両の操作の多くをここでこなせる模様。
Still not a fan of the steering wheel but the rest looks pretty nice. pic.twitter.com/REOLmbo00j
— Bozi Tatarevic (@hoonable) July 18, 2019
となるとセンターコンソールにずらりと並ぶスイッチは何なのかということになりますが、おそらくはタッチ式ディスプレイでも、こちらのスイッチでも、両方とも同じ操作ができるのだろう、と考えています。
無駄といえば無駄ではありますが、コルベットは歴史の長いクルマなので年配のファンも多く、しかしシボレーとしては若い層にも乗ってほしく、よって「両方にとって操作しやすい」方法を取り入れたのでは、と想像しています。