| 実際に見るとかなりエッジの効いたデザインだと思われる |
スバルは東京モーターショーにおいて新型レヴォーグを発表することになりますが、それに先んじてモデルチェンジ版レヴォーグの画像がリーク。
現行レヴォーグは「全車ターボ」、トップレンジの2リッターターボは300馬力を発生するというスポーツワゴンで、後ろに向けてスロープしたルーフラインを持つなど、実用性よりもスタイルを重視したと思われるクルマ(スバルはほかにフォレスターやXVといったラインナップを持っていて、それぞれの用途にて棲み分けている)。
なお、新型レヴォーグについてスバルが発表したプレスリリースだと、下記のように紹介されています。
2014年に誕生したレヴォーグの第2世代モデルを世界初公開します。
SUBARU
新型レヴォーグ プロトタイプは、SUBARUの持てる最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会の中において、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台です。
市販車というよりも、コンセプトカーのような先進的なデザイン
この画像を見るに、「プロトタイプ」の文字が見えるものの、ほぼ市販車としての要件を備えているように思われ、おそらくは「プロダクションモデル同様」と考えて良さそうです。
こちらが現行レヴォーグ。
こちらと比較すると、新型レヴォーグは全体的によりエッジが鋭く、そして複雑に。
フロントグリルは前に突き出る形になり、ヘッドライトは細く左右橋に押しやられ、これによっておそらくは「ワイド感」を強調したものと思われます。
バンパー左右のグリル形状も新しくなり、センター部がワイドかつ末広がりになることで、これもやはり幅広、そして安定感を演出している模様。
前後フェンダーは力強く張り出し、ホイールアーチは「円」ではなくスクエアに近い形状となり、サイドアンダーを絞ることで想定的にフェンダーを大きく見せているようですね。
なお、サイドウインドウのグラフィックは大きく変わらないまでも、その下のプレスラインの位置と形状が大きく改められ、これまで「ドアハンドル上」にあったラインが「ドアハンドルと同じ位置」に変更され、かつ「尻上がり」に。
ドアミラーのデザインはあまり変わらないものの、小型でスリムな印象を受けます。
ちなみにこちらはスバルVIZIV(ヴィジヴ)パフォーマンスSTIコンセプト(2018)。
新型レヴォーグは、「現行」レヴォーグよりもVIZIVパフォーマンス・コンセプトの方に近いと考えて良さそうですが、VIZIVとはスバルが一連のコンセプトカーに与える名称で、「ヴィジョン・フォー・イノベーション( Vision for Innovation)」の略。
今回の新型レヴォーグを見る限りでは、今後発表されるニューモデルは「VIZIV」シリーズ風の外観を持つと思われ、フルモデルチェンジ版となるWRX STIもヴィジヴ・パフォーマンスSTIコンセプト風のアグレッシブなデザインを持つことになりそうですね。
VIA:CARSCOOPS