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スバルが長期計画公表。2020年に新型エンジン、2020年代はじめに”ファン・トゥ・ドライブな”EVを投入し、2030年代にはついに全車EVに

投稿日:2020/01/20 更新日:

| けっこう思い切った計画を出してきたな |

スバルが2020年1月20日に「SUBARU技術ミーティング」を開催。
その内容としては「スバルらしさ」を追求し、それに磨きをかけることで新しい時代を生き残るという方針を周知させるもの。
スバルは不祥事が起きた後、2018年7月に「STEP」なる中期計画を発表していますが、今回強調された「スバルらしさ」もそれに基づいた内容となっています。

加えて、スバルがこれまでに培ってきたこと、そしてこれから目指したいことを伝える内容ともなっていて、そのコンテンツは非常に濃く、プレゼン用資料を見てはじめて「スバルはこんなことを目指していたのか・・・」と知ったことも。
ここで、そのプレゼン資料の一部を紹介してみたいと思います(あまりに量が多くすべてを紹介できない)。※61ページもあるプレゼン資料(PDF)はこちら

スバルのSTEPはこういったプランだった

まずスバルが2017年に発表した「STEP」をおさらいしてみましょう。
その内容はスバルによると下記の通り。

■新中期経営ビジョン名称‥「STEP」の意味

本ビジョンが大切にしている4つの要素、「Speed」、「Trust」、「Engagement」、「Peace of mind & enjoyment」の頭文字であると共に、来るべき「JUMP」に備えて着実に地力をつける期間、という意味を込めています。
また、「Trust」は「信頼を取り戻す」という最も大切にしたい要素であるため、ロゴの色を変えて表現しています。

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スバルは何が違うのか

そしてここからは今回のプレゼン内容について、まずは「Different」。
個性を磨いていほかの自動車メーカーとは異なる存在になるということですが、スバルは数々のアンケートで「所有期間が長い」「次もまたスバルを買うと答える人が多い」ブランド。
日本でも「スバリスタ」なる表現が用いられるほどコアなファンを持つブランドとしても知られます。

かつ、ミニバンやコンパクトカーを捨ててワゴンに特化するなど独自のブランディングを継続していて、この意味ではすでに「Different」は大方達成しているのかもしれません。

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【米統計】「また次も買う」メーカーはダントツでトヨタ、2位はスバル。もはやアメリカでもアメ車はオワコンに

スバルでは「客が主役」

さらにスバルでは「客を主役」と位置づけた活動を展開。
米国では「LOVE」キャンペーンが展開されていて、これによって多くのファンを獲得しているのは既報の通り。
国内においても様々なイベントを開催していますが、今後その傾向が強くなるのかもしれませんね。

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スバルのアメリカ販売は10年で18万台から67万台へ成長。その秘密は「LOVEキャンペーン」にあった

ちなみにスバルの社員はこういった状況に遭遇することがあり、という内容も紹介されています。

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スバルの考える社会的責任とは

さらにスバルの考える社会的責任とは「死亡交通事故ゼロを目指す」。
これについては、かねてより「アイサイト」等の安全装備を充実させることで実現に動いてきましたが、実際のところスバルのクルマは日米において他自動車メーカーの平均に比較してかなり低めに推移しています。

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スバルはこんなことにも取り組んできた

そのほかにもプレゼン資料では、スバルがこれまで取り組んできたことの紹介も。

人を中心としたクルマづくり、水平対向エンジンや4WDなど、もちろんアイサイトについても解説しています。

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けっこうスバルは頑張ってたんだな、ということが分かる内容も見られてなかなか新鮮。

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意外と言っては失礼ですが、スバルもけっこう頑張ってるんですね。

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これからのスバルはこう向かう

プレゼン資料ではこういった技術を解説し、そのうえでこういったコア技術をさらに進化させることによってスバルらしさを際立たせてゆく、と述べていますが、その内容としては下記の通り。

上で述べた「STEP」が中期目標であるとすれば、ここからは「長期目標」ということになります。

● 2050年に、Well-to-Wheelで新車平均(走行時)のCO2(二酸化炭素)排出量を、2010年比で90%以上削減
● 2030年までに、全世界販売台数の40%以上を、電気自動車(EV)+ハイブリッド車にする
● 2030年代前半には、生産・販売する全てのSUBARU車に電動技術を搭載

正直これはかなりアグレッシブな目標だと言え、つまり2050年にはCO2排出量を(2010年比で)90%減、つまり10%にするということに。
そのロードマップとは下記のとおりですが、2020年代前半にピュアEVを投入するとしており、2030年代には全車xEV化(ピュアEVではなく、あくまでも電動化を取り入れたクルマへと移行)。
なお、この計画を見ると2020年に新型ガソリンエンジンを投入する以外には内燃機関をリニューアルする予定はなく、この1.8リッター・ボクサーエンジンがスバルにとって「最後の」新型ガソリンエンジンということになりそうです。

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そして2020年代前半にはストロングハイブリッドを投入する予定を持っていますが、これはトヨタのTHSを使用する、とも。

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EVについては「ファン・トゥ・ドライブ」を掲げ、スバルらしいクルマとなるようですね。

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VIA:SUBARU

 

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