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英国にて「2シーター」ジムニー発売!乗用車としての販売を終了させていたものの今度は商用車として復活

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| スズキ・ジムニーは規制や外部環境に翻弄され続ける |

さて、スズキは2ヶ月前、英国にてジムニー(日本ではジムニーシエラ)の販売を終了させていますが、今回は「販売再開」というニュース。

販売終了の理由としては「乗用車としてのジムニーは、現地での排ガス規制をクリアすることが難しい」というもので、今回の販売再開にあたっては、排ガス規制をクリアさせるのではなく、厳しい規制の対象外となる「商用車(ライト・コマーシャル・ビークル=LCV)」としての再出発を選んだようです。

スズキは世界で高まるジムニー需要に対応中

なお、この「英国で販売終了」の影響なのか、日本において”英国で販売していなかった2ヶ月間”のみジムニーの販売台数が急増。

これはおそらく、本来英国で販売するはずだったジムニーの生産分が日本市場に振り分けられたからだと思われますが、その後2ヶ月が経過した後、また販売(登録)台数はもとどおりに。

この「もとどおり」になったということについて、今回販売再開がアナウンスされる「英国向け商用車ジムニー」の生産がはじまったことで日本への割当が再度少なくなってしまったということなのだと思われます。

ただ、スズキはインドにもジムニーの生産拠点を設け、そこで生産したジムニーを世界中へと輸出するというプランを持っており、これが実現すれば、英国向けの商用ジムニーも(おそらく)インドにて生産されることになるため、再び日本市場向けのジムニーの数が増やされることになるのかもしれません。

英国での商用ジムニーはこうなっている

そしてこの英国向け商用ジムニーですが、変更点としては、カーゴスペースを拡大するためにリアシートを取り外したこと、パーテーション(ネット)によって全席と荷室とを仕切ったことが主な変更点で、これによって乗用バージョンのジムニーに比較して33リッターぶんの追加積載スペースを確保した、とのこと。

「33リッター」というとあまり積載量が増えていないように思われますが、たとえ後席を取り除いたとしても、ジムニーはもともとリアシートがフルフラットになる構造を持っていて(つまり元来の積載能力が高い)、かつリアシート取り外しはおそらく想定外だったと思われ、そこから商用にフルフラット化したとしても「新たにスペースを稼ぎ出すのは難しかった」のだろうと推測しています。

2021-suzuki-jimny-light-commercial-vehicle-3

この商用ジムニーに積まれるエンジンについて、これまでと仕様は変わらず1.5リッター102PS、トランスミッションは5速マニュアル、車体重量は1090kg。

荷室以外には大きく変わる部分はなく、しかし「後部座席がない」というのは販売上大きなディスアドバンテージになるものと思われ、しかしスズキとしてもジムニーをなんとか販売する苦肉の策だったとも考えられます。

おそらくは「商用ジムニーに後部座席を復活させる」ショップが登場するとは思われるものの、その販売ペースが以前に比べてダウンしてしまうのは致し方ないかもしれませんね。

アメリカではジムニーそのものが販売されていない

参考までに、アメリカ市場においてはジムニーそのものの販売がなく、というのも悪意あるフェイクニュースによって(当時はまだ販売されていたジムニーの)販売が急落してしまったため。

しかし現在ではそういった傷も癒え、ジムニーのアメリカ導入を望む声も多いようですが、すでにスズキは(1995年に)アメリカ市場から4輪事業を撤退させており、アメリカ人がジムニーを手にするのは現実的に難しいかもしれません。

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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