| これだけ贅沢なSUVも他にはなさそうだ |
ホンダ(アキュラ)のモデルのいくつかには「PMCエディション」なる特別仕様車が存在しますが、今回はRDX PMCエディションに「NSXと同じサーマルオレンジパール」が追加されることに。
このPMCエディションとは、NSXを生産するオハイオのPMC=Performance Manufacturing Center(パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター)にて、NSXを組み立てているスタッフが(今回であればRDXを)「ハンドビルト」するという特別シリーズ。
PMCエディションはこんな仕様を持っている
RDX PMCエディションのベースとなるのは装備の充実したRDX「アドバンストパッケージ」。
標準装備としてシートヒーター/ベンチレーター、ヘッドアップディスプレイ、ステアリングホイールヒーター、ダークブラッシュアルミニウムトリム、パノラミックグラスルーフ、10スピーカー・プレミアムオーディオ、パーキングセンサー、レインセンサーワイパー、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート等が装備されています。
それに加え「ブラックルーフ」「ブラックドアハンドル「ブラックグリル」「ブラックエキゾースト」ブラックホイール」「ブラックウインドウモール」が与えられ、エンジンは2リッター4気筒(276馬力)、トランスミッションは10速AT、そして駆動方式はNSX同様のSH-AWD(4WD)。
どうしてもSUVというと落ち着いたボディカラーが選ばれがちですが、大柄なボディだからこそ、こういった明るい車体色を選ぶと目先が変わっていいかもしれませんね。
フロントグリルはアキュラ特有のダイヤモンド・ペンタゴングリル。
なお、このサーマルオレンジパールを身に纏うRDX PCMエディションは360台のみの限定生産となり、その価格は50,000ドルから。
なお、通常のRDXの価格が38,200ドルなので、かなり高いということになりますが、見る限りはその価値はありそうですね。
アキュラRDX PCMエディションのインテリアはこうなっている
そしてこちらがアキュラRDX PCMエディションのインテリア。
通常盤のRDX PCMエディションだとステッチは「レッド」となるものの、この限定モデルはサーマルオレンジパールとあわせたオレンジステッチが用いられています。
センターコンソールには限定モデルであることをあらわすシリアルプレートつき。
ホンダは「サーマルオレンジパール」推し?
なお、このサーマルオレンジパールは2019年モデルのNSXにて初登場となったボディカラーで、「カリフォルニアに昇る朝日をイメージ」し、「サーマル・レースウェイ」にも因んでいるとアナウンスされています。
そしてこのボディカラー登場後にはセイコー・アストロンとのコラボによる「セイコー・アストロン・レボリューションライン 5Xシリーズ デュアルタイム・ホンダNSX 2019リミテッド・エディション」も発売開始。
さらには同様のカラーリングを持つボート「SJ32」を発表するなど、このオレンジを強く押し出しているようですね。