| 日本だと11番~200番は抽選対象外 |
さて、カナダでは発売開始直後わずか4分で完売してしまった新型ホンダ・シビック・タイプRリミテッドエディション。
オーストラリアでは先着順ではなく「抽選」方式を採用していますが、19台という狭き門に対し、なんと700人もの購入希望が殺到した、との報道(なんと倍率37倍!)。
なお、オーストラリアにはあわせて20台のシビック・タイプRリミテッドエディションが割り当てられており、そのうちの1台(シリアルナンバー”AUS-001”)はプロモーションに使用される「非売品」なのだそう。
あまりの購入希望の多さから「抽選」へ
そしてオーストラリアのホンダ法人はこの購入希望の多さを受け、販売方法を急遽「抽選」へ。※オーストラリアにおいて、シビック・タイプRは発売前であり、現段階では発売していないのに700もの購入希望の申し込みが殺到したということに
その抽選方法として、購入希望者は10月1日から10月31日の間に専用フォームにて申し込みを行い(すでに申し込みのあった700人は自動的に申込受付済みとなる)、11月に抽選を行った後、当選者は最寄りのホンダディーラーへと商談に行き、購入する場合は5,000ドルのデポジットを支払う必要がある、とされています。
この19台というのはあまりに少ない数ではありますが、現地ホンダ法人はこれにたいして「公正に」対応を行おうということになり、抽選であれば誰にとっても遺恨が残らない結果となりそうですね。
日本でのホンダ・シビック・タイプRリミテッドエディションの販売方法は?
シビック・タイプRリミテッドエディションは世界でわずか1,020台のみが製造され、そのうち20台がオーストラリアに、そして100台がカナダに。
日本への割当はかなり多く、「200台」が振り分けられていますが、シリアルナンバーは「JPN-001~JPN-200」となり、このうちシリアルナンバー1~10番については10月にWEBにて抽選の申込みを受け付けるとしています(詳細は10月以降に公開)。
11番以降については抽選は行わず、顧客がホンダディーラーにて直接商談を行う形となっていますが、500台限定のスバル”WRX S4 STI Sport #”が瞬殺だったことを考えると、このシビック・タイプRリミテッド・エディションに関しても「買えない」人が多数出てきそうですね。
ホンダ・シビック・タイプRリミテッドエディションはこんなクルマ
「ホンダ・シビック・タイプRリミテッドエディション」は文字通りシビック・タイプRの限定モデル。
出力はそのままながらも軽量化そしてハンドリング性能を追求したことでサーキットでのパフォーマンスを高めています。
鈴鹿サーキットにて「FF車最速」ラップタイムを記録したことは記憶に新しく、鍛造BBSホイールなど”こだわりの”装備が自慢の限定モデルであり、長期に渡って価値を発揮できそうな一台です。