| 世界に一台しかないこのクルマが売りに出されるとは |
さて、世界に一台のみしか存在しない「KEN OKUYAMA DESIGN Kode 0」がなんとカーセンサーに登場。
走行距離2,000km、登録は2020年1月、そして価格は「応談」」と表示されています。※ネタ投稿ありがとうございました
このKode 0はランボルギーニ・アヴェンタドールをベースに制作されたコンプリートカーですが、1970年代のコンセプトカーを現代に蘇らせるというコンセプトを持ち、フェラーリ・モデューロ(大阪万博に展示され、そこでケン・オクヤマ氏はこれを見て衝撃を受けたとされる)、ストラトス・ゼロの影響を受けたと言われるクルマです。
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Kode 0のインスピレーションはこういったクルマから
そしてこのKode 0のインスピレーション元となったのが「フェラーリ・モデューロ」。
ピニンファリーナの作成したコンセプトカーで、現存するのは1台のみだと言われ、現在はスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)主宰者、ジェームズ・グリッケンハウス氏がレストアを行っていると伝えられます。
ちなみにデザインイメージは「宇宙船と、その船室(モジュール=モデューロ)」。
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そしてこちらは「ストラトス・ゼロ」。
マルチェロ・ガンディーニが「世界一車高の低いクルマ」を目指してデザインしたもので、そのためにいわゆる「ドア」がなく、フロントがバカっと開き、そこからクルマに乗り込むという方法を採用しています。
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KEN OKUYAMA Kode 0はこんなクルマ
そこで奥山 清行(おくやま きよゆき)氏のデザインしたKode 0ですが、上の二車を見ると「納得」の形状を持っていることがわかります。
つまりは「ワンモーションからなるウェッジシェイプ」を持つということですが、さらにサイドにはストラトス・ゼロっぽい「>」という意匠も。
上述の通りランボルギーニ・アヴェンタドールをベースとしますが、全幅がやや拡大されており、そのボディサイズは全長は4635ミリ、全幅2125ミリ、全高は1135ミリとなり、ホイールサイズはフロント20インチ、リア21インチ。
エンジンはベースとなったアヴェンタドールと変わらずV12自然吸気で700馬力を発生。
車体重量は1550キロと言われます。
グリーンの羽根は放熱用のファンですが、このグリーンは車内外のあちこちに使用されています。
ボディパネルはすべてカーボンファイバー製なのだそう。
KEN OKUYAMA Kode 0のインテリアはこうなっている
そしてこちらはKode 0のインテリア。
エクステリアに比べるとアヴェンタドール色が濃く残っているようですね。
メーターにはランボルギーニの文字。
アナログメーターとは異なって、こういったデジタルメーターはなかなか表示を変更できず、このあたりはコーチビルダーにとって「なんとかしたいが、なんともできない」部分なのかもしれません。
ドアインナーパネル、シートの中央部にはダイヤモンドステッチ。
ルーフの内張りも「ダイヤモンド」。
ケン・オクヤマ Kode 0を紹介する動画はこちら
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参照:カーセンサー, KEN OKUYAMA DESIGN, Jay Leno's Garage