>ランボルギーニ

世界に一台、「あの」スーパーカーが日本の中古市場に!「KEN OKUYAMA DESIGN Kode 0」がなんとカーセンサーに掲載中

2021/01/16

ランボルギーニ・アヴェンタドール(ケン・オクヤマKode 0)

| 世界に一台しかないこのクルマが売りに出されるとは |

さて、世界に一台のみしか存在しない「KEN OKUYAMA DESIGN Kode 0」がなんとカーセンサーに登場。

走行距離2,000km、登録は2020年1月、そして価格は「応談」」と表示されています。※ネタ投稿ありがとうございました

このKode 0はランボルギーニ・アヴェンタドールをベースに制作されたコンプリートカーですが、1970年代のコンセプトカーを現代に蘇らせるというコンセプトを持ち、フェラーリ・モデューロ(大阪万博に展示され、そこでケン・オクヤマ氏はこれを見て衝撃を受けたとされる)、ストラトス・ゼロの影響を受けたと言われるクルマです。

これがケン・オクヤマ氏最新作「Kode0」。今までとは異なり直線と平面で構成されたシャープなデザイン

数日前にその情報が出てきたケン・オクヤマ氏の最新作「Kode0」。 現在はケン・オクヤマ・デザインのホームページにも「8/19開催のモントレー「コンコルソ・イタリアーノ」で新型車Kode 0(Zero ...

続きを見る

Kode 0のインスピレーションはこういったクルマから

そしてこのKode 0のインスピレーション元となったのが「フェラーリ・モデューロ」。

ピニンファリーナの作成したコンセプトカーで、現存するのは1台のみだと言われ、現在はスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)主宰者、ジェームズ・グリッケンハウス氏がレストアを行っていると伝えられます。

ちなみにデザインイメージは「宇宙船と、その船室(モジュール=モデューロ)」。

こんなコンセプトカーもあった。宇宙船がモチーフ、大阪万博にも展示された「フェラーリPF 512S モデューロ」

| フェラーリは1970年にこんな未来的な車を作っていた | 以前に「ストラトスHFゼロ」を紹介しましたが、ストラトスHFゼロと当時双璧をなしたコンセプトカー、「フェラーリ・モデューロ(Ferrari ...

続きを見る

そしてこちらは「ストラトス・ゼロ」。

マルチェロ・ガンディーニが「世界一車高の低いクルマ」を目指してデザインしたもので、そのためにいわゆる「ドア」がなく、フロントがバカっと開き、そこからクルマに乗り込むという方法を採用しています。

ストラトス・ゼロ
ランチア・ストラトスの「元祖」。今も多くの人に影響を与える「ストラトスHFゼロ・コンセプト」はこんな車だ

| ランチア・ストラトスはもともとこんな車だった |   「ニュー・ストラトス」の発売が巷を沸かせていますが、「元祖」ストラトスといえばこの「ランチア・ストラトスHFゼロ・コンセプト(1970)」。正 ...

続きを見る

KEN OKUYAMA Kode 0はこんなクルマ

そこで奥山 清行(おくやま きよゆき)氏のデザインしたKode 0ですが、上の二車を見ると「納得」の形状を持っていることがわかります。

つまりは「ワンモーションからなるウェッジシェイプ」を持つということですが、さらにサイドにはストラトス・ゼロっぽい「>」という意匠も。

2021-01-16 17.24.00

上述の通りランボルギーニ・アヴェンタドールをベースとしますが、全幅がやや拡大されており、そのボディサイズは全長は4635ミリ、全幅2125ミリ、全高は1135ミリとなり、ホイールサイズはフロント20インチ、リア21インチ。

2021-01-16 17.24.07

エンジンはベースとなったアヴェンタドールと変わらずV12自然吸気で700馬力を発生。

車体重量は1550キロと言われます。

2021-01-16 17.24.19

グリーンの羽根は放熱用のファンですが、このグリーンは車内外のあちこちに使用されています。

2021-01-16 17.24.13

ボディパネルはすべてカーボンファイバー製なのだそう。

KEN OKUYAMA Kode 0のインテリアはこうなっている

そしてこちらはKode 0のインテリア。

エクステリアに比べるとアヴェンタドール色が濃く残っているようですね。

2021-01-16 17.24.29

メーターにはランボルギーニの文字。

アナログメーターとは異なって、こういったデジタルメーターはなかなか表示を変更できず、このあたりはコーチビルダーにとって「なんとかしたいが、なんともできない」部分なのかもしれません。

2021-01-16 17.24.35

ドアインナーパネル、シートの中央部にはダイヤモンドステッチ。

2021-01-16 17.24.42

ルーフの内張りも「ダイヤモンド」。

2021-01-16 17.24.48

ケン・オクヤマ Kode 0を紹介する動画はこちら

合わせて読みたい、ケン・オクヤマ関連投稿

日本でもケン・オクヤマ氏の「Kode57 Enji」公開。なお次のプロジェクトはランボルギーニがベース

ケン・オクヤマ氏が8月にカリフォルニアで開催されたコンコルソ・イタリアーノで発表した新型車「Kode57」を日本でも公開。 限定生産とされ、ボクサーのフロイド・メイウェザーも購入したと言われます。 な ...

続きを見る

こんなコンセプトカーもあった。ケン・オクヤマ氏デザイン、「マセラティ・バードケージ 75th(2005)」

| フェラーリ・モデューロの発表から35年 | 先日は「フェラーリPF 512S モデューロ」を紹介しましたが、今回はそのモデューロに影響を受けたとされるコンセプトカー、マセラティ「バードケージ 75 ...

続きを見る

超レアモデル、ケン・オクヤマ「Kode 0」「Kode 57」が中古市場に登場。Kode 0は1億5000万円

Kode 0はランボルギーニ・アヴェンタドール、Kode 57 Enjiはフェラーリ599ベース ピニンファリーナ在籍時に「エンツォフェラーリ」をデザインしたことで知られるケン・オクヤマ氏。現在は「ケ ...

続きを見る

参照:カーセンサー, KEN OKUYAMA DESIGN, Jay Leno's Garage

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ランボルギーニ
-, , , , , , , ,