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まさかの「デロリアンDMC-12」復活!?イタルデザイン(ジウジアーロ)がデロリアン40周年となる今年、ガルウイングドアの何かを発表するようだ!

新型デロリアンDMC-12発売?

| フロントにはDMCのロゴも見られ、「デロリアンのデザイン元」がこの画像を公開した意義は大きい |

さて、新型デロリアンが登場するのでは?と話題に。

「1981年に発売された、オリジナルのデロリアンをデザインしたイタルデザイン」が自身のFacebookページにて画像とコメントを投稿しており、デロリアン40周年を祝うべく、なんらかの行動が起こされるであろうことを匂わせています。

イタルデザインに「ジウジアーロ」はもういない

なお、イタルデザインは(VWゴルフなどをデザインした)ジョルジエット・ジウジアーロによって設立されていますが、後にアウディによって買収され、現在は(アウディとともにフォルクスワーゲングループ傘下にある)ランボルギーニが株式を管理していると報じられています。

ちなみに、設立者のジョルジエット・ジウジアーロは、イタルデザインの株式を売却してイタルデザインを離れ、息子のファブリッツォとともに自身のデザイン事務所を立ち上げていますね。

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現在の「デロリアン」の状況は?

この「デロリアン」についてですが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場することで世界中にその名を轟かせています。

正確にいうならば「デロリアン」は社名であり、タイムマシンのもととなったクルマの車名は「DMC-12」。

ただしデロリアンはこの1車種しか市販していないので、デロリアンというとDMC-12を指すのが通例です。

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会社としてのデロリアン(デロリアン・モーター・カンパニー)はGM副社長であるジョン・ザッカリー・デロリアンによって1975年に設立され、1981年にDMC-12を発売。

同氏が「理想の車」として発売したDMC-12ですが、あまりにこだわったためにコストが高くなってしまい、それに加えてジョン・ザッカリー・デロリアン自身の(麻薬絡みの)醜聞もあって販売は奮わず、残念ながら1982年にデロリアン・モーター・カンパニーは解散することとなっています。

デロリアンはまだ「新車」で購入できる

このデロリアンDMC-12が生産されたのは8,000台ほど、そして生産のためのパーツが500台分ほど(当時)残っていたと言われますが、この設備や名称を購入したのがスティーブン・ウィンという人物。

今もその人物が管理しているのかどうか不明ではあるものの、デロリアン・モーター・カンパニーは現在も存続し、「パーツのストックを使用して」新車のデロリアンを製造販売しています。

ただ、北米はじめ世界のいくつかの国ではすでにホモロゲーション期限が切れてしまい、新たに認可を得ることも難しいため、購入したとしても「公道を走ることが難しい」のが現状であるようですね。

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「イタルデザイン×デロリアン」の真相は

そこで気になるのがデロリアン「2021」。

今回のティーザー画像そしてコメントでは、デロリアンDMC-12が現代に蘇るのは間違いなさそう。

ただし「DMC」の商標はイタルデザインが保有しておらず、よって現在のDMCとイタルデザインとのコラボレーションによってこのクルマが作られることになるのだと思われます。

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なお、イタルデザインはもともと「デザインカンパニー」ではあるものの、車両開発や製造設備を持ち合わせており、日産GT-Rの50周年記念車として発表された「GT-R 50 バイ・イタルデザイン」の製造もイタルデザインによって行われると報じられていますね。

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そして重要なのは、イタルデザインは営利企業であって利益を出さねばならないということで、というのもつい先日も所属するフォルクスワーゲングループからお荷物扱いされ、「売却」の話が出たばかり。※結局のところ、売却は回避されている

よって、利益確保のための手段として、少数限定ながらも非常に高額なモデルとしてデロリアンDMC-12を蘇らせるのではないかと考えています(ここまでやるのであれば、ワンオフにはとどまらないと思う)。

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現代版デロリアンのベースはアウディR8あたり?

なお、イタルデザインはこれまでにも自社名義にて「ゼロウーノ(ゼロウノ)」なるスーパーカーを発売したことも。

これもやはり「イタルデザインが、ひとつの独立した企業として利益を出さねばならない」という考え方から行われたものですが、フォルクスワーゲングループに属するというメリットを活かし、ベースにはアウディR8を仕様しています。

イタルデザインはこのために自動車販売部門「アウトモビリ・スペチアーレ・イタルデザイン」を立ち上げているにもかかわらず、ゼロウーノ(01)のあとに「02」は続いておらず(やはりネームバリュー不足で売れなかったのだと思う)、そこで考えたのが「過去のアイコニックなクルマのリバイバル」なんじゃないかと推測しているわけですね。

そして、そのベースとなるとハンパなクルマを使用するわけにもゆかず、RRだったデロリアンDMC-12のリバイバルとしては、ミドシップレイアウトを持つアウディR8が適任なのかもしれません。

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参照: Italdesign-Facebook

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