| ここまで内装のカスタムに費用を投じることができる人は少ない |
さて、ブルガリアにてインテリアのカスタムを手掛けているVilner(ヴィルナー)。
メルセデス・ベンツ、ポルシェ、フェラーリ、BMW等様々なクルマを手掛け、かつその手法や素材についても非常に多くのバリエーションを誇ります。
加えて、「リマック・コンセプト・ワン」のインテリアを手掛けたことでも知られていますね。
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内装スペシャリスト、Vilnerはこんなレアなクルマもカスタムしていた!リマック・コンセプト・ワンetc.
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ただでさえ高級なレンジローバーをさらに高級に
そして今回ヴィルナーが公開したのはレンジローバー・オートバイオグラフィー。
レンジローバーのラインアップ中でも「最上位」に位置するグレードであり、通常のオーナーでは(純正でも)まず不満が出ない内装を持っていると思われますが、このオーナーはさらに上を求めた模様。
外装にはほぼ手を入れず、しかしインテリアのカスタムには相当なコストをつぎ込んでおり、こういった”外から見えない、しかし自己満足のために”お金をかけるのは「なかなかできることではない」とも考えています。
画像を見ると、カーペットやルーフに至るまでの「フルカスタム」。
その価格については公開されていないものの、これまでのヴィルナーの相場からすると400万円以上はかかっているのでは、と思われます。
シート、ルーフ、ピラー、ドア内張り、アームレストに至るまで明るいブラウンにて統一。
ステッチにはもう一段明るいブラウンが使用されているようですね。
ウッドトリムもオリジナルデザイン(タイガー柄っぽい)へ。
これらはレザーよりもお金がかかっていそうですね。
なお、ヴィルナーでは「グローブ」「バッグ」といった小物も内装カスタムと同時に制作してくれる模様。
ステアリングホイールもレザー&ウッドへ。
シートのセンター部分、ドアインナーパネルの一部にはパンチング(パーフォレイト)とヘキサゴンっぽくも見えるダイヤモンドステッチ。
シートのバック部分にもダイヤモンドステッチ、そしてヘッドレスト裏にはモニター。
後部座席に座る人にとって優しい仕様だと言えそうです。
同じコストを投じるのであれば、ついつい「外から見てわかる」エクステリアに費用をかけてしまいがちですが、実際にクルマを運転していて目に入り、そして手に触れるのはインテリアであり、こういったお金の使い方ができるようになりたい、と思わせる内装カスタムですね。
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