| ウラカンSTOは「純粋にガソリンエンジンのみで走る」ランボルギーニV10”最後の”モデルとなりそうだ |
ボクとしてはこのまま中古相場が高値で推移してほしい
さて、ランボルギーニが発売したウラカンのハードコアバージョン、「ウラカンSTO」。
後輪駆動レイアウトを採用しながらもウラカンシリーズ最強の640馬力のエンジンが与えられ、レーシングバージョンであるウラカンGT3やウラカンGTE「直系」となるクルマです。
その価格4125万円と非常に高価なモデルではありますが、すでに初年度生産分が完売していると伝えられており、中古市場ではプレミアが付いている、とも言われます。
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ロサンゼルスでは1台のウラカンSTOが中古にて販売中
ウラカンSTOはようやく納車がはじまったところだと言われ、そこで今回ロサンゼルスのショップが一台のウラカンSTO(中古)を販売中。
ボディカラーはマットグレー(Grigio Titans)でステッカーやアクセントカラーのないシンプルな仕様です。
ウラカンSTOは「コファンゴ」と命名されたクラムシェル型のフロントフードを持つことが外観上の特徴ですが、そのほかにもワイド化されたリアフェンダー、ルーフ上のエアスクープやシャークフィン、大きなリアウイングなど見どころが満載。
加えて、これらパーツの多くにはカーボンファイバーが使用されており、ランボルギーニの主張どおりに「レーシングカーとの関連性」が感じられます。
この個体に関しては、ホイールはグロスブラック、そしてブレーキキャリパーにはイエローが採用されており、マットグレーとの相性も抜群。
リアウイングはとても市販車とは思えないアグレッシブなデザイン。
リアグリルには抜き文字で「STO」。
インテリアはブラックにイエローのアクセントが用いられており、エクステリアとのマッチングも良好です。
ランボルギーニ・ウラカンSTOの今後の相場は?
今回販売されているウラカンSTOについて、走行距離は600マイル、そして価格は565,000ドル。
日本円に換算すると6000万円超ということになり、新車価格の4125万円を大きく超えていますが、ランボルギーニのクルマはフェラーリと異なりプレミアが付くことが多くはなく、よってこのウラカンSTOは「非常に異例」。
このほかに販売されている例がないので今後の相場がどうなるのかはわかりませんが、初年度分が完売しているために当面は需要が供給を大きく上回り、よってしばらくはこの価格が続くことになるのかもしれません。
加えて、ランボルギーニは「2024年にすべてのラインナップをエレクトリック化する」ともコメントしており、となるとウラカンそのものが2023年には販売が終了するのではないかと考えられ、そうなるとウラカン、ひいてはもっともスパルタンなウラカンSTOが「純粋にガソリンエンジンのみで走る最後のランボルギーニV10モデル」となるため、しばらくは高値にて推移する可能性もありそうですね。
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参照:Wires Only