| アグレッシブなデザインではあるが下品にならないところがアウディらしい |
おそらくは最後の純粋なガソリンエンジン搭載のRS3となりそうだ
さて、新型アウディRS3セダンを見てきたのでざっと紹介したいと思います。
このRS3セダンは現在「ニュルブルクリンクにおけるコンパクトカークラス最速」となるクルマで、その出力は400馬力、0−100km/h加速は3.8秒、最高速は(オプション装着にて)290km/hという”スーパーカーのちょっと手前”というパフォーマンスを誇ります。
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新型アウディRS3はこんなクルマ
このアウディRS3のボディカラーは「キャラミグリーン」で、これは南アフリカ・ヨハネスブルグにあるサーキットの名称です(アウディはナルド、鈴鹿、ミサノなどサーキットの名をボディカラーに与えることが多い)。
ボディサイズは全長4,850ミリ、全幅1,850ミリ、全高は1,410ミリ。
RS3スポーツバック(ハッチバック)に比較すると2.5センチ低く、セダンのほうがスタイリッシュなプロポーションを持っているようですね。
前後バンパーは専用デザイン、そして前後フェンダーは「ワイド」仕様、トランクリッドのリップスポイラーはRS3の専用品。
フロントバンパーの「エアベント」はモータースポーツにインスパイアされた形状だと紹介されています。
シングルフレームグリルは「カラス天狗」デザイン。
この個体にはオプションの「アルミニウムスタイリングパッケージ」が装着済みです。
そのためドアミラーハウジング、ウインドウモールもあるミルックへ。
参考までに、これらをグロスブラックへと変更できる「グラックスタイリングパッケージ」も用意されています。
ポジションランプが光るとこう。
グリルのインナーは「ハニカム」ではなく「オクタゴン(八角形)」ですね。
フロントバンパーのアンダー部からは相当量のエアを吸い込む構造を持っています。
テールパイプはかなり大きく、RSモデルだけあって「フェイク」ではなくちゃんと本体が奥に覗くことに。
ホイールはマットブラックの19インチYスポーク(オプション)。
なお、驚いたのはフロントタイヤのほうが太いことで、フロントは265/30 R19、リアは245/35 R19サイズのタイヤを装着します。
ちなみにブレーキディスクはオプションのカーボンセラミック。
サイドステップもRS3専用となり、中央部分がブラックにペイントされることで「ウエストを絞った」ように見え、さらに前後フェンダーのフレア形状が強調されているようですね。
ドアハンドルはアイロン型を採用し、しかしけっこう小ぶりであり、その内側に「欧米人のデカい手が入るのか?」と思えるほど(日本人にはちょうどいい)。
ちなみにドアハンドルを引っ張るにはちょっと力を込める必要があり、これはアウディ特有かもしれません。
テールランプのインナーには立体のブロックが用いられています。
新型アウディRS3のインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型アウディRS3のインテリア。
ベースとなるA3と基本的には「共通」です。
フロントにはファインナッパレザー(ハニカムステッチ入り)張りのスポーツシート。
ドアハンドルは「ウイング」状のちょっとカッコいいデザインです。
シフト「レバー」はなくなり、ポルシェ911など同世代のフォルクスワーゲングループの車両と同じくシフト「スイッチ」に。
ステアリングホイールのグリップ全周にはパンチング加工が施されます。
メインのメーターは12.1インチの「バーチャルコクピット」、そしてMMIは10.1インチのタッチ式ディスプレイ。
このほか、スイッチの多くにはタッチ式を採用しており、全体的にシンプルそしてクリーン、かつシャープで未来的な雰囲気です。
新型アウディRS3を見てきた際の動画はこちら
新型アウディRS3を見せていただいたのはアウディ東大阪さん
新型アウディRS3を見せていただいたのはアウディ東大阪さん。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
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