| そのモチーフ、仕様、そして付属するゴルフクラブなどあらゆる観点において「セレブ仕様」 |
さらには車両金額の一部が寄付に回されるという、アメリカ好みの演出も
ランドローバーがモントレー・カー・ウィークにて、特別仕様の「レンジローバーSVカーメル・エディション」を発表。
モントレー・カー・ウィークでは超高級車の発表の場、そしてクラシックカーの祭典でもあるコンクール・デレガンスが開催されており、各自動車メーカともこぞって特別仕様車や限定モデルを公開している、といった状況です。
そしてもちろんレンジローバーもこの絶好の機会を活用したということになりますが、このレンジローバーSVカーメル・エディションは残念ながら北米市場のみにて、そしてわずか17台のみしか販売されない、とのこと。
製造を担当するのはもちろんジャガー・ランドローバーの特別車両制作部門であるSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)。
レンジローバーSVカーメル・エディションのボディカラーは専用のサテンブロンズ
このレンジローバーSVカーメル・エディションのボディカラーはすべてサテンブロンズにペイントされ、装着されるホイール(23インチ)もボディカラー同色のサテンブロンズをアクセントに用いたダイヤモンドカット。
これらの仕様は「カーメル海岸の美しさ」に捧げたオマージュだといい、このボディカラーはその夕焼けをイメージしているのかもしれませんね。
レンジローバーSVカーメル・エディションのインテリアも特別仕上げ
そしてこのレンジローバーSVカーメル・エディションのインテリアもまたエクステリアにおとらぬ特別さを持っており、しかしエクステリアとはまた異なるフィニッシュが用いられます。
ベースとなるのはリバティ・ブルーのフロントシートと、コントラストが美しいキャラウェイのリアシートですが、レンジローバーは「前後でシートのカラーを変える」というカスタムを好んで用いるようですね。
左右シートはフルレングスのセンターコンソールで仕切られ、後部座席には電動クラブテーブル、電動カップホルダー(!)、SVエッチングのダーティントンクリスタルグラスが付属する一体型冷蔵庫が装備されています。
レンジローバーSVカーメル・エディションではグロスホワイト(ポリッシュ)仕上げのセラミック・コントロールが採用されており、これは今までに見られない、なかなかに面白い仕様かも。
そしてセンターコンソールにはエンボス加工が施されたサテンホワイト仕上げのセラミックも採用されており、この「セラミック」自体が自動車に使用される例がそもそも珍しいかもしれません。
更にはホワイトレーザも用いられ、これによってインテリアは「ブルー、ブラウン、ホワイト」に加えて金属風の加飾にて彩られることになりますが、これももちろんカーメル海岸の美しさを表現したものだと思われます。
レンジローバーSVカーメル・エディションに搭載されるのは4.4リッターV8ツインターボエンジンで、最高出力530馬力、最大トルクは749Nm、トランスミッションは8速オートマチック、駆動方式はもちろん4WD。
購入権が与えられるのはレンジローバーハウスの從容お客のみだといい、購入者にはタイトリストとのコラボレーションによるカスタムメイドのゴルフクラブが2セット贈られ、さらに購入代金の一部はモントレー湾国立海洋保護区に寄付される、とのこと(このあたりを考慮するに、車両価格はかなり高額だと思われる)。
合わせて読みたい、レンジローバー関連投稿
-
レンジローバーが「50年前の初代」をイメージした限定モデル「フィフティ」を発表!当時をイメージしたブルーそしてベージュが設定され特別感を盛り上げる
| このカラーは現代のレンジローバーに設定されていないだけに新鮮 | レンジローバー誕生50周年を記念し、初代レンジローバーをイメージした特別仕様”レンジローバー・フィフティ”が登場。誕生した年(19 ...
続きを見る
-
レンジローバースポーツ史上最強最高!「究極」の名を持つSVRアルティメット・エディションが登場。ボディカラーは「星のような輝き」を持つ専用色
| やはりレンジローバーのカスタムセンスは比類ない | 「バイカラー」RANGE ROVERバッジはなかなか思いつかない さて、ランドローバーは次期「レンジローバースポーツ」の開発を進めており、プロト ...
続きを見る
-
「6輪オフローダー」の元祖は80年代にサウジ王が注文した特別仕様レンジローバーだった!ebayに「それとは別の」内装モフモフな6輪レンジが出品中
| 6輪車は長くて使い勝手がよろしくないものの、その外観はエキゾチックでインパクトがある | なかなか価格が上がらず、意外と安くにて落札されそう さて、2013年にメルセデス・ベンツG63 AMG 6 ...
続きを見る