| フェラーリ「テーラーメイド」に使用される内装素材は日々その種類が増えているようだ |
いつかはテーラーメイドを利用してみたいものだ
さて、フェラーリが自社のパーソナリゼーションプログラム、テーラーメイドにて仕上げたローマを公開。
ボディカラーは「ビアンコ・モトミ」と紹介されており、記憶を手繰ってみると、2022年6月にも(内外装とも)同様の仕様を持つローマがフェラーリにて紹介されていて、しかし両者を見比べてみると、フロントバンパーにUS仕様のサイドマーカーがあるかないか、という相違が見られます(前回の個体はサイドマーカーがあるが、今回の個体には見られない)。
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バンパーの仕様が異なる以上、これらのローマは異なる個体だと考えるのが妥当かもしれませんが、以前にはフェラーリのワンオフモデルを色違いにて二台、しかも自分が拠点とする地域が「右ハンドルの国」と「左ハンドルの地域」とにまたがるということで、それぞれの拠点に置いておけるよう、右ハンドルと左ハンドルにて注文したという(規格外の)オーナーもいるので、同じ仕様のローマを二台、仕様地違いで注文する人がいてもおかしくはないのかもしれません。
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このフェラーリ・ローマのインテリアは鮮やかなブルーにイエロー
そしてこのローマのインテリアは鮮やかなブルーとイエローに彩られており、ブルー部分はポルトローナ・フラウ製のカラースフィア・レザー、イエロー部分はコーデュラナイロン、シート座面のデニムっぽい部分はクヴァドラ社のマサイ・ファブリックだと紹介されています。
なお、ブルーレザーには同系色のブルーステッチ。
ポルトローナ・フラウ社製のレザーは画像で見ても柔らかな風合いを持つことが伝わってきますね。
ダッシュボードやステアリングホイール、ドアインナーパネル上部はブラックレザーが使用されており、ブルーやイエローとの相性も抜群。
ステアリングホイールのグリップ上下はカーボンファイバー製です。
ローマそのものがややクラシカルでエレガントな雰囲気があるせいか、その内外装においてもレトロさを意識するオーナーも少なくはなく、しかしこの個体はモダンかつ色鮮やかな仕様を持つという珍しい仕上げを持っており、なかなかにインパクトのある一台だと思います。
なお、この「テーラーメイド」は誰でも活用できるというわけではなく、おそらくはフェラーリ側のキャパシティの問題なのか、対応できる件数が限られているといい、そのため一フェラーリディーラーあたりで年間で3件程度に絞られるといいますが、機会があればぜひ活用してみたいものですね(ただしコストがどれくらいになるのかわからず、ビビってしまいそうだ)。
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