| なお、日本でもKINTOを利用すればまだランドクルーザー250の「注文」ができるようだ |
おそらくトヨタは北米向けとして相当数のランドクルーザー250の生産枠を確保してているものと思われる
さて、日本でも発売がなされ、すでに受注が停止となったトヨタ・ランドクルーザー250ですが、北米ではまだ注文ができるようで、さらには「1,000ドル(現在の為替レートでは約156,000ドル)」の割引が適用されるという裏ワザがあるもよう。
そしてこの裏ワザはランクル250のみに適用されるものではなく、広くトヨタ車全般に適用されるといい、その名も「2024年第2四半期リース・ロイヤルティ・プログラム」。
2024年第2四半期リース・ロイヤルティ・プログラムとはいったいどういった内容なのか
そこでこの2024年第2四半期リース・ロイヤルティ・プログラムについて触れてみると、これは今現在も実施されているプログラムの期限延長版で、本来であれば4月末で終了する予定であったものの、大人気のために拡大継続されることになり、しかし新たに対象車種としてランドクルーザー250が追加されたというわけですね。
この「ロイヤルティ」とは「忠誠心」という言葉に置き換えることもできますが、北米ではこの「ロイヤルティ」が企業価値やポテンシャルを図る大きな要因として認識されており、そのブランドが、どの(他の)ブランドからどれくらい顧客を奪い、あるいは他のブランドに顧客がどれくらい流出したかによって図られ、もちろん「より多くの顧客を流入させ、より少ない流出にとどめたほうが」高い価値を持つブランドであると認識されることになります。
そこで今回トヨタが実施しているのがこの2024年第2四半期リース・ロイヤルティ・プログラムということになりますが、この対象となる条件はただひとつ「現在トヨタ車をリースしていること」。
つまり、今現在トヨタ車をリースにて使用している顧客が、新たにトヨタ車をリース(あるいは購入)した場合にこの割引が適用されることになり、リースだと(車種に関係なく一律で)1,000ドル、購入だと500ドルの割引を得られるのだそう。※サンフランシスコなど、地域によってはそれぞれ500ドルが上乗せされるようだ
もうひとつ補足しておくと、リースの場合は一定期間の収入が見込めること、一定期間車両が中古市場に流出しないことなど自動車メーカーにとってもメリットがあり、これは「リースの場合のほうが」割引率が大きいことからも明らか(つまりリースに誘導しようとしている)ですが、北米だと(日本とはやや事情が異なり)個人でもリースでクルマに乗る場合が少なくないとも報じられています。
そして日本においてもトヨタは個人向けリースを加速させようという試みなのか、「Kinto」を積極的に展開しており、ここでは「すでに購入(注文)できない」ランドクルーザー250を申し込むことが可能となっていて、ディーゼルモデルだと6~9ヶ月、ガソリンモデルでは5~8ヶ月という納期が提示されています。
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参照:CARBUZZ