| さらに新型M3ではボディカラーの選択肢も増加する |
現時点では日本向けM3の仕様や装備、価格は未定である
さて、M4に続きBMWがM3セダン / M3ツーリングのフェイスリフト(BMWではLCIと呼称)を実施。
大まかにはヘッドライト含む外装の変更、インテリアのデジタル化、(コンペティションモデル M xDriveの)パワーアップというところに集約されますが、全体的に見てかなり保守的な内容となっています。※これは4シリーズ/M4でも同様であった
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新型M3セダン / M3ツーリングはこう変わった
そこで新型M3セダン / M3ツーリングを見てゆくと、「コンペティション M xDrive」だと出力が510馬力から530馬力へと変更され、通常版M3は480馬力、コンペティションは510馬力。
外観ではヘッドライトが変更され、LEDデイタイムランニングランプの発光グラフィックが変更になっているものの・・・。
テールランプの変更はナシ(M4のようにOLEDが用意されていない)。
一方で新しいMの流儀に従い、コンペティションモデルの「M3」バッジにはクロームの縁取りが設けられています。
そのほかだとアダプティブMシャシーが標準化され・・・。
M3セダンではリブの入るカーボンファイバー製ルーフも標準化。
オプションだとフロント エア インテーク インレイ、リア ディフューザー、ミラー キャップ、リア スポイラーなどがカーボンファイバーへと置き換えられる「M カーボン エクステリア パッケージ」、さらには追加の「M カーボン パッケージ」を選択するとカーボン セラミック ブレーキ、M カーボン バケット シート セット、アルカンターラ ステアリング ホイール(カーボン ファイバー トリムつき)が追加されます。
新型M3セダン / M3ツーリングのインテリアはこう変わった
新型M3セダン / M3ツーリングでは物理的なコントロールが削減され、その代わりに(エアコンの調整を含む)多くの機能をBMWの最新オペレーティング システム 「8.5」にて担当することに。
12.3インチサイズのメーター、14.9インチのコントロール ディスプレイはそのままですが、エアコン吹き出し口が変更される(光るようになった)など細かい調整も見られます。
なお、ステアリングホイールは12時位置にセンターマークを備える新デザイン(フラットボトム)に、そしてダッシュボードの張り材はセンサテックへと変更され、内装トリムは標準だとアルミニウム ロンビクル アンスラサイト、オプションではMカーボン ファイバーとMファイン ブラッシュド アルミニウムも用意されています。
新型BMW M3のプロモーション動画はこちら
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参照:BMW