| カラーはブラックのみ、スムースレザーにスエードの組み合わせが高級感を演出 |
できれば「ドライビングシューズ」っぽいデザインを採用してほしかったところである
さて、アシックスが豊田合成とのコラボによるスニーカー「SKYHAND(スカイハンド)OG」を発売開始(15,400円、すでに一部サイズは品薄)。
このスニーカーで特筆すべきは「自動車の製造過程にて発生したレザーの端材をアッパーに使用した」ということで、この端材の使用率はメインアッパーだと50%に達するのだそう。
アシックス SKYHAND OGはこんなスニーカー
このSKYHAND OGはアシックスが1,990年代に販売していた「SKYHAND」をベースとしており、しかしスムースレザーやスエードといった端材をパッチワークのように組み合わせたデザインを持っています(シュータンも再利用素材)。
これらの端材はクルマのダッシュボードやシート表皮をカットする際に発生してしまうもので、今回アシックスと豊田合成は「その端材を活用することで廃棄を減らす」という取り組みを行っており、つまりは「(ランボルギーニ等も取り組んでいる)アップサイクル製品」ということになりますが、さすがは豊田合成だけあってシューズに採用されるステッチなどは「ステアリングホイールを模している」と紹介されています。
参考までに、この豊田合成はトヨタグループ内の主要企業の中では唯一「とよだ」と発音するそうですが、ほかの企業は「(濁点のない)とよた」と発音します。
そしてもう一つ参考までに、トヨタグループの主要企業(トヨタ自動車含む)がトヨタ創業者一族の「とよだ」ではなく「とよた」と発音するのには理由があって、「とよだ」だと一族経営のイメージが強くなってしまい、よって「より一般に門戸を開く、同族会社ではない」大企業たるべく「とよた」へと一定の時期に改名しているわけですね。
そしてこの豊田合成では、内装だとダッシュボードやセンターコンソール、カップホルダー、LED関連製品、ハンドル、エアバッグ、外装ではドアハンドルやマッドガード、モールといった樹脂パーツを主に製造しており、国内には12の製造拠点を構えます。
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参照:asics