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メルセデス・ベンツ、新型「Gクラス・カブリオレ」を予告、ピックアップスタイルで復活へ。全世界で販売されるも入手「超困難」なのは間違いなさそう

メルセデス・ベンツ、新型「Gクラス・カブリオレ」を予告、ピックアップスタイルで復活へ。全世界で販売されるも入手「超困難」なのは間違いなさそう

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| メルセデス・ベンツGクラスにオープントップモデルが復活 |

発表はミュンヘン・モーターショー?

メルセデス・ベンツがGクラス(ゲレンデ)の新たな派生モデルとして「Gクラス・カブリオレ」を開発中であることをアナウンス。

ただし今回のカブリオレは、従来のSUVスタイルではなく、ピックアップボディを備えたオープントップ仕様となりそうで、長らく待たれていた「ベビーG」ではないものの、Gクラスの新しいバリエーションとして登場することが確定的に。

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Gクラスとカブリオレの関係

一見すると「Gクラス」と「カブリオレ」は結びつきにくい印象を受けますが、実はGクラスには軍用車ルーツを反映したオープントップ仕様や折りたたみ式ウインドシールド仕様が存在しており、ただし、こうしたモデルは一部試乗のみでしか販売されず、Gクラスの主要マーケットである米国では一部の並行輸入や25年ルールを超えての個人輸入でしか入手できなかったわけですね。

その後Gクラスがラグジュアリー化して以降、メルセデス・マイバッハ G650 ランドーレットといった特異なモデルも登場し、こちらは特別な後席、布製ルーフ、ピックアップ的要素を組み合わせたユニークな仕様が話題となっています(極めて入手が難しく、中古市場にもほとんど出回らない)。

そのほか、ブラバスやマンソリーなどのチューナーが独自にオープン化したコンプリートカーも存在しますが、これらについては車両本体の2〜3倍というコストが必要であると言われています。

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今回の新型「Gクラス・カブリオレ」について

今回のティーザー画像を見ると、クラシックな2ドアカブリオレとランドーレットとの中間のような印象。

  • 4ドアボディ
  • ピックアップベッドを装備
  • ルーフは前席部分が固定され、後方のみがスライドして開く仕組み

完全なフルオープンではなく、フィアット500的なキャンバストップ方式に近い構造になると見られます。


ワールドプレミアはIAAモビリティ2025か?

公式発表はまだ行われていないものの、メルセデス・ベンツはIAAモビリティ(ミュンヘン)でこのニューモデルを公開する可能性が高いと見られており、また、これまで米国では販売されなかった”カブリオレG”ではあるものの、今回はアメリカを含むグローバル市場で販売予定であることが確認されています。


価格はどうなる?

参考までに、現行G550(ハードトップ)は米国だと148,000ドルから。

一方で、マイバッハ G650 ランドーレットは新車時約80万ドル、現在は中古市場で約100万ドルに達しています。

新型カブリオレはランドーレットほど高額にはならないと予想されますが、それでも相応のプレミアム価格帯となるのは間違いなく、それよりもまず「購入できるかどうか」が焦点となるのかもしれません。


まとめ

メルセデス・ベンツは再び「オープントップGクラス」を投入しようとしています。

SUVとしてのGクラスの伝統を保ちながら、ピックアップ+カブリオレという大胆な方向性を選んだのは意外ですが(あるいは、メルセデス・ベンツはGクラスをサブブランド化し、収益の柱の一つにしようと考えているため、当然なのかもしれない)、ブランドの特別感をさらに強調するモデルとなりそうで、正式発表はまもなく行われるとみられ、2026年モデルとして市販される可能性が高い、と見られています。

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参照:mercedesbenzgclass, MercBenzKing

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