
Image:Ferrari
| ただし価格は「相当なもの」だと思われる |
いずれのパーツも魅力的な存在であり、注文する人も多そうだ
さて、フェラーリが296GTB向けに「後付けオプション」を4つリリース(こういったアナウンスを行うことは珍しい)。
内容としては「カーボンファイバー」を中心とした4アイテムで、「カーボンファイバー製マット」「カーボンファイバー製ドアミラー」「カーボンファイバー製トライアングル」「カーボンファイバー製Aピラー」にて構成されます。
フェラーリのカーボンファイバー製オプションはこんな感じ
そこでそれぞれのオプションを見てみると、「フロアマット」は柔軟性のあるカーボンファイバー製シートに特殊加工を施し(表面を)滑りにくくしたもので、レザーのトリム、そして車名(296GTB)が入ります。
Image:Ferrari
そして次のカーボンファイバー製ドアミラーは「ハウジングをまるごと置き換える」パーツであり、当然ながら軽量化に貢献します(削れる重量はさほど大きくないと思われるが、ボディの端にあるパーツなので重心の最適化も達成できると思われ、その効果は小さくないのかもしれない)。
Image:Ferrari
そしてこちらは「カーボンファイバー製トライアングル」。
Aピラーとドア、ウインドウとの隙間を埋めるもので、既存パーツと置き換えるようですね(もちろん少しだけ軽くなる)。※これは小さなパーツデアはあるが、車両の雰囲気が大きく変わる
Image:Ferrari
最後は「カーボンファイバー製Aピラー」。
一瞬「貼り付けるタイプ」かと思ったのですが、フェラーリはこのパーツにおいても「軽量化を実現できる」と説明しているので、Aピラー表面は車体フレームが露出したものではなく、フレームに(樹脂製などの)カバーを装着した構造を持ち、このカバーをカーボンファイバー製へと入れ替えるということなのかもしれませんね。※このパーツは現在新車オーダー時に工場装着できず、後付けオプションのみにラインアップされるようだ
Image:Ferrari
一方の「貼り付け」タイプだと重量が軽くなるどころか、むしろそのぶん重くなってしまい、しかし「見栄えのために」実質的なメリットを産まないコスメチューンを行わないところは”さすがフェラーリ”でもありますね。
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参照:Ferrari