
| いつの世もランボルギーニ・カウンタックはクリエイターの創作意欲を刺激し続ける存在である |
50年以上にわたって「色褪せない」存在感を持つクルマはそれほど多くはない
さて、これまでにもランボルギーニ・カウンタックをモチーフにした様々な「もしも」系レンダリングが多数登場していますが、今回はデジタルデザイナー、axlrbli氏によるとびきり魅力的な作品が公開されています。
この作品については多くが語られていないものの、カウンタックLP400もしくは初期のプロトタイプを「現代風」そして「オフローダー」へと置き換えたものといった印象。
なお、スリムでシンプルなボディライン、そして「チョコバー」風のブロックを持つシートを見るに、LP400よりはプロトタイプ「LP500」を意識した作品だと捉えるのが妥当なのかもしれません。
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ランボルギーニ・ミウラやカウンタック、そして様々な「時代に先んじた」クルマを世に送り出した伝説のデザイナー、マルチェロ・ガンディーニが亡くなる。享年85歳
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ランボルギーニ・カウンタック「現代風オフローダー」はこんなクルマ
そこでこの「カウンタック・オフローダー」を見てみると、このクルマはレストモッドというよりは「まったく新しく作り直された」クルマという感じ。
どこからどう見てもカウンタックであることに変わりはないものの、オリジナルのカウンタックが持つディティールはそのままに「現代風のデザインや機能・構造」へと置き換えられており、その解釈はまさに「見事」。
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とくにリアの「弁当箱」、バーチカウルウインドウの再解釈は素晴らしく、そこにつながるエンジンフードのデザインもまた秀逸。
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サイドのNACAダクトもリデザインされ・・・。
テールエンドもオリジナルのカウンタックの雰囲気を残しつつ現代風へ。
なお、このaxlrbli氏はカウンタックに対して強い愛情を持つ人物だと見え、今回の作品のほか、「LP500S(5000S)」「25thアニバーサリー」をイメージしたと思われる創作物も公開しており、ぼくらの目を楽しませてくれます。
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「もしもランボルギーニ・カウンタックの現役当時、カウンタック・ステラートが発売されていたら」。当時っぽいアナログなレンダリングな作品がなんとも秀逸
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参照:axlrbli(Instagram)















