| まさかコルベットZ06正式発表の1ヶ月前にその姿が公開されようとは |
フロントバンパーの「尖り具合」はまさに凶暴
さて、シボレーが先日よりティーザーキャンペーンを展開しているニューモデル、コルベットZ06の画像を公開。
正式発表は10月26日に予定されていますが、その一ヶ月も前に「まったく偽装のない」姿をメーカー自らが公開するのは極めて珍しいと思います。
今回リリースされたのは「画像のみ」で、スペック等の情報は一切ナシ。
ただし画像を見るに、専用フロントバンパーにワイドなフロントフェンダー、新デザインのサイドステップ、大型サイドエアインテークといった(通常版コルベットからの)変更点が見られます。
インスピレーション元はレーシングカーのC8.R
そしてこの新型コルベットZ06のインスピレーション元はレーシングカーのC8.R。
こちらがそのC8.Rですが、フロントバンパーには共通点を感じ取ることができますね。
そのほか、新型コルベットZ06で目につくのは新デザインのホイールに加えて面積が広くなったように見えるリアスポイラー。
C8.Rのような固定式リアウイングが装着されないのは、オプションにて「ハイダウンフォース」版のエアロキットが別途用意されるということを意味しているのかもしれません(ニュルブルクリンクにてテストされているプロトタイプでは、複数のエアロパッケージが確認できる)。
そのパフォーマンスには期待がかかる
上述の通り、現時点ではすのスペックは公開されていないものの、なんと言っても気になるのがパフォーマンス。
ティーザー画像ではル・マン(サルテサーキット)やニュルブルクリンクでテストを行う様子、そしてC8.Rとの関連性が示されていることでもわかるとおり、新型コルベットZ06は「サーキット(モータースポーツ)直系」であることがわかりますが、おそらくはニュルブルクリンクへと挑戦を行い、驚くべきタイムを記録するのではないかと考えています(一般車に混じって7分12秒を記録したと言われており、”貸し切り”だと7分を切ることが容易に想像できる)。
そのほか、「純粋なガソリンエンジン搭載モデル」最後の世代の矜持として、そのエンジン(フラットプレーンクランクV8)についても記念碑的な数値を達成するという報道もあり、正式発表が今から楽しみでしかたがない、という状況です。
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参照:Corvette