| シート後方には「機内持ち込みサイズ」のスーツケースを収納可能 |
さらにフロントにもスーツケースが2個入る
さて、ランボルギーニ・テメラリオ見聞録、今回は内装編。
テメラリオのインテリアはレヴエルトと非常に近く、そのエクステリア同様に多くの共通点が見られます。
ただしテメラリオならではのデザインも散りばめられており、ここでそのインテリアを見てみましょう。
ランボルギーニ・テメラリオのインテリアはこうなっている
ちなみにこの「カーボンファイバー」づくしのインテリアは「オプション」で、そしてウラカン時代に比較するとカーボンファイバーを選択できる部位も大幅に拡大しています。
この車両ではパドルもカーボンファイバーで・・・。
ステアリングホイールのグリップ(トップとボトム)もカーボンファイバー、そして12時位置にはマーキングが入ります。
ボトム部にはイタリアンフラッグ。
スポーク左にはウインカーやフロントリフターのスイッチ。
右だとドリフトモードなど。
デジタルメーターは非常にグラフィカル、そしてこれまでのランボルギーニにはなかった表示(機能)も含まれます。
レブカウンターは驚愕の「12,000回転」まで。
一方でウラカンからキャリーオーバーされたと思われるパーツもあり、エアコン吹き出し口のルーバーはおそらくウラカンと同じ。
この「リバース」レバーもたぶんウラカンと同じパーツだと思われます。
スターターボタン上のフラップは新デザイン。
ダッシュボード中央のエアコン吹き出し口はなかなかにユニークな形状を持ち・・・。
その下には大きなモニター。
なお、センターコンソールからは多くのスイッチが姿を消し・・・。
ウインドウ昇降スイッチはドアパネルへと移動(これもウラカンとの共通パーツ)。
ドアオープンはこのスイッチを(ウラカンのエンジンスターターボタンと同じパーツかも)押すことで(電動により)ロックがリリースされます。
オーディオシステムのスピーカーグリルもぐっとオシャレに。
キックプレートは自発光式。
こちらはランボルギーニ属するフォルクスワーゲングループが力を入れている「助手席(パッセンジャー)ディスプレイ」。
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カーボンファイバー製シェルを持つバケットシートが装着され・・・。
なんとシートバックには機内持ち込みサイズのスーツケースを収納できますが、これはエンジンが(V10から)V8へと移行し、そのぶん室内に余裕ができたということを示しているのかもしれません。
参考までに、フロントトランクにはスーツケースが2つ入るというので、これも「電動化の恩恵」なのかもしれませんね(前輪を駆動するユニットが小型化しているのだと考えられる)。
ランボルギーニ・テメラリオを見てきた際の動画はこちら
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