| おそらくはハイグリップタイヤが拾った小石が強烈に飛んでくることだろう |
リアセクションはテメラリオにおける「ハイライト」である
さて、ランボルギーニ テメラリオ見聞録「その3」。
このテメラリオのハイライトはリアセクション」にあると考えていますが、ここには様々な要素が凝縮されており、こちらは新設された「給電ポート(カバーがちゃんとヘキサゴン)」。
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ランボルギーニ テメラリオはこういったディティールを持っている
エアを取り入れるためのパーツも多々見られ、サイドウインドウの後ろには(ウラカン同様に)吸気口。
そしてエンジンフードには誇らしげに「V8」。
ちなみにフードの開閉は簡単にできないようで(両サイドがサービスホール代わりに開くようだ)・・・。
ファスナーはウラカンSTO同様に特殊工具を使用するタイプ。※ファスナー周辺の窪みまでもがヘキサゴンである
メッシュパネルは粗密なヘキサゴン。
そしてエンジンベイ両サイドのカーボン製パーツにはフィンが設けられ、高速走行時の安定性を向上させることができるものと思われます(アレジェリータ・パッケージ専用)。
さらにあちこちからエアが入り・・・。
エアが通り抜ける構造を持っていて、これは今までのランボルギーニにはあまり見られなかった意匠でもあり、そして「エアの流れが視覚的にわかる」部分ですね。
なお、フロントサイドウインカー同様にリアマーカーも立体的にデザインされていますが、(ハミタイ)規制に対応するための「出っ張り」としても機能するとことが秀逸。
そしてこの「ほとんどバンパー部分が存在しない」コンパクトでドラマチックなリアエンドは文字通りの「圧巻」。
やはりあちこちからエアが抜け・・・。
エア抜きのためのスリットも。
リヤタイヤがガバっと見えており、盛大に(拾った石を)後ろに飛ばしそうですね。
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ディフューザーにはフォーミュラカーっぽいリアフォグも(これもランボルギーニでは珍しいデザインである)。
テールランプも「ヘキサゴン」、そして立体的なデザインを持ち・・・。
スケルトン構造を採用していますが、レンズ部分にはランボルギーニらしい「Yアロー」。
ウインカーが光るとこう。
テールパイプも「ヘキサゴン」ですが・・・。
内部はオーバル二本出し。
こうやって細部を見るに、これまでのランボルギーニにはない「こだわり」がぎっしりと詰まった車であると言えるかもしれません。
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