| これでランドローバー・ディフェンダーは90、110、130と揃うことに |
納車時期は未定、当初の予定だと8月にはデリバリー開始だとされていたが
さて、「遅れて登場する」ことがアナウンスされていたランドローバー・ディフェンダー「130」のパテント画像が公開され、その存在が改めて明らかに。
このディフェンダー130についてはディフェンダー110、90が発表された際にも存在が確認されていて、しかしそのビジュアルが公開されておらず、ようやく今回その姿が判明したわけですね。
この画像を見るとディフェンダー130は「ディフェンダー110のストレッチ版」であり、ディフェンダー130ならではの特別な構造やデザインは(長いということ以外)無いもよう。
ホイールベースはディフェンダー110と同じ
なお、2019年に新型ディフェンダーが発表された際だと、ディフェンダー130の全長200.8インチ(5,100mm)の8人乗りになると紹介されており、この数字が実現すれば、118.9インチ(3,020mm)のホイールベースを共有しつつ、ディフェンダー110よりも13.4インチ(340mm)長いということに。
そしてパテント画像を見ると、より長いサイドガラス、さらに長くなったアルパインウインドウ、そして大きなリアオーバーハングを確認できますが、要は後部ドア以降が(ディフェンダー110に比較して)長くなったと考えると良さそうです。
ディフェンダー130に搭載されるエンジンは、おそらくディフェンダー110と同じ「最高出力296ps(221kW/300PS)、最大トルク295lb-ft(400Nm)の」2.0リッター4気筒ターボだと予想されており、さらにはハイブリッド化された3.0リッター直列6気筒が選択肢に加わり、最高出力395ps(295kW / 400PS)、最大トルク406lb-ft(550Nm)を発生すると見られます(518ps/386kW/525PSと625lb-ft/846Nmのトルクを持つスーパーチャージャー付き5.0リッターV8の搭載も予想されている)。
納車時期については、コロナ、そしてチップ不足による不透明な状況が続く今「ナントモ」はっきりしませんが、当初の予定だと今年8月までには投入される予定となっています。
ランドローバー・ディフェンダーは「セレブ御用達」に
なお、この新型ディフェンダーについては、なぜかセレブ御用達として(日本で)認定されてしまい、現在もっとも高級住宅地でイバリのきくクルマだとも。
要は、メルセデス・ベンツGクラス、ベントレー・ベンテイガ同様のポジションを獲得したということになりますが、その理由はちょっと謎。
もしかすると「全長4,945ミリ、全幅1,995ミリ、全高1,975ミリという、立体駐車場や普通の駐車場に到底入らないサイズのクルマに乗っていることが「ステータス」ということになっているのかもしれません。
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