| おそらく販売台数は厳しく制限されると思われるものの、セレブがこぞって買い求めることになりそうだ |
ランドローバーは「ディフェンダー」をひとつのブランドとして独立させる意向を持っている
さて、ランドローバーが「史上最強のディフェンダー」、ディフェンダー”OCTA”を発表するとしてティーザー画像を公開。
現時点でそのパフォーマンスは謎に包まれており、ツインターボによって過給される、マイルドハイブリッドV型8気筒エンジンを搭載することだけは明らかになっています。
そのほか、ランドローバーからアナウンスされているのは以下の通り。※興味がある人は、今すぐランドローバー正規代理店に連絡を取るように、ともアナウンスされている
- ピッチとロール制御を備えた6Dダイナミクス サスペンションにより、オンロード/オフロード問わず優れたパフォーマンスの実現が可能に
- ダイヤモンドにインスピレーションを得た新しいシグネチャーグラフィックが将来のすべての主力ディフェンダーモデルに与えられる
ジャガー・ランドローバーは「ディフェンダー」を独立したひとつのブランドへ
ちなみにジャガー・ランドローバーは社名を「JLR」へと変更しており、これに伴って「ディフェンダー」「ディスカバリー」「レンジローバー」「ジャガー」を独立したブランドへと移行させていますが、今回のディフェンダーOCTA、そして”新しいシグネチャーグラフィック”は今後のディフェンダーの展開に対する布石だと考えていいのかもしれません。
そしてJLRはこのディフェンダーOCTAにつき、「新しいフラッグシップ ディフェンダーは、ラインナップの中で最もタフで、最も性能が高く、豪華なモデルとなり、ブランドの新たな領域を開拓します」とあり、ティーザー画像を見るに究極の悪路走破性を備えるものとも考えられ、しかしティーザー画像の一枚にはブレンボ製ブレーキキャリパーが示されているため、オンロードにおいても相当なパフォーマンスを発揮すると考えられます(オフロード性能に加えてオンロード性能、さらには卓越した豪華さを併せ持つことで新境地を開拓するものと思われる)。
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そのほか、「新しいディフェンダー OCTA は、劇的なスタンス、革新的なテクノロジー、細部への比類のないこだわりにより、1948年のシリーズ1にまで遡る血統を持ち、オフローダーの代名詞となったディフェンダーを”新たなレベル”に引き上げ、 その驚異的なパフォーマンスにより、お客様は最高の贅沢を楽しみつつ、壮大な冒険をマスターできるようになります」ともコメントされており、(オンロード/オフロードの)パフォーマンス以外の面、たとえば「芸術点」についても比類なきレベルにまで高められそう。
ディフェンダー「OCTA(オクタ)」の名称はダイヤモンドに由来
なお、この「OCTA」は何らかの頭文字を取った略語ではなく、「八面体が美しいダイヤモンド」がその由来だと説明されており、その理由は「ダイヤモンドは地球上で最も硬い天然物質であり、その希少性で知られており、車両の高級感、強靭さを示すにはうってつけの存在だから」。
この「OCTA」のグラフィックは「丸でダイヤモンドを囲んだ」デザインにて示され、(ディフェンダーの)フラッグシップモデルに用いられることになるそうですが(おそらくはいくつかのフラッグシップが登場するものと思われる)、インテリアのパネル、ブレーキキャリパー、そのほか内外装各部にプリントやマシンニング加工など様々な手法をもって再現されるといい、このディフェンダーOCTAに対する期待も高めます。
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参照:Landrover