| さすがにこれだけの面積を切り取ってしまうと強度が心配になってくるが |
それでも「かなりよくできた」カスタムだと考えていい
さて、ロールスロイスは基本的に「100%オーダーメイド」にて仕上げられると言われますが、それでも「できること」には限界があり、たとえば構造を大きく変更するようなカスタムは(安全性やホモロゲーションの関係上)NGとなるもよう。
よって大きく改造しようと思うとサードパティーに依存するしかないわけですが、今回はラッパーのリル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)がなんとロールスロイス・カリナンをオープン化することに。
ロールスロイス・カリナン「ヴァート・エディション」はこんなクルマ
この「オープン仕様の」ロールス・ロイス・カリナンを実際に製作したのはニュージャージー州のカスタムショップ、カー・エフェックス。
画像を見る限りでは相当にハイレベルなカスタムがなされていると考えてよく、まずボディやホイールは「真っ白」。
そして車体後部はこう。
メルセデス・マイバッハG650ランドーレットのような雰囲気ですね。
テールゲートを開くとこう。
車体後部にはスピーカーが組み込まれ、「CULLINAN VERT EDITION」の文字、そしてアクリル板にロールスロイスのエンブレム(おそらくLED内蔵にて発光するものと思われる)。
インテリアも総張り替えとなっており、内外装ともにかなり「シックな」仕様ではあるものの、後部座席のヘッドレストには「どーもくん」。
ルーフレス構造となっているので、ロールスロイスのインテリアにおける大きな特徴である「スターライト」ヘッドライナーは取り外されている、ということになりそうです。
ちなみにアクセントカラーは「パープル」。
スピリット・オブ・エクスタシーにはなんとダイヤモンドが埋め込まれていますが、リル・ウージー・ヴァート本人も「自分の額に」25億円相当のピンクダイヤモンドを埋め込んだことがあり(今は取り外されている)、相当に奇想天外な人物だと考えていいのかもしれません(その割にこのロールスロイス・カリナンはうまくまとまっている)。
リル・ウージー・ヴァートはほかにもこんなカスタムカーを製作している
リル・ウージー・ヴァートはけっこう日本のサブカル好きと見え、アウディR8を痛車にしてみたり・・・。
ブガッティ・ヴェイロンをカウボーイビバップ仕様にラッピングしたことも。
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