>ロールスロイス(Rolls-Royce)

ロールス・ロイスが「実車と同じ」素材を使用したオブジェ「カメオ」を発売。ウッド、アルミ、レザーで構成される「組み立て式」、お値段82万円超

ロールス・ロイスが「実車と同じ」素材を使用したオブジェ「カメオ」を発売。ウッド、アルミ、レザーで構成される「組み立て式」、お値段82万円超

Image:Rolls-Royce

| かなり高価なグッズではあるが、その価値を理解できる人にとっては高くない |

こういったグッズをポンと購入できる人物になりたいものである

さて、プレミアムカーメーカーは時として非常に高価な「おもちゃ」を発売することがありますが、今回はロールス・ロイスが新しく「カメオ(Cameo)」なる”アート作品とおもちゃの車の中間のような”作品を発売。

ちなみに価格は5,500ドル(現在の為替レートでは約82万円)なのでけして安価ではありませんが、これに使用される木材やレザーは実車のロールス・ロイスと同じものだといい、ロールス・ロイスオーナーにとっては価格分だけの価値を見出すことができるものと思われます。

P90581759_highRes_rolls-royce-cameo

Image:Rolls-Royce

ロールス・ロイス「カメオ」はこんなクルマ

そこでこのロールス・ロイス「カメオ」を見てみると、ボディ形状はすでにロールス・ロイスのカタログからドロップしてしまった「オープントップ(ドロップヘッド)」。

ドーン、そしてファントム・ドロップヘッドの販売が終了したいま、このカメオは「ロールス・ロイスで購入できる唯一のオープン」ということになりそうですね。

P90581758_highRes_rolls-royce-cameo

Image:Rolls-Royce

ロールス・ロイスはこのカメオを「ロールス・ロイス初期のオープントップカーを称賛する精緻なミニチュア彫刻として位置付けられていますが、そのデザインは現代的かつ抽象的。

P90581754_highRes_rolls-royce-cameo

Image:Rolls-Royce

ちなみに「カメオ」というと「カメオ出演」を思い浮かべるものの、「カメオ」には、こういった「ゲスト出演」のほか、「名場面」「山場」といった意味もあるようで、つまり今回の「カメオ」はロールス・ロイスのオープンモデルにおける「凝縮されたエッセンス」だと受け取ることも可能です。

P90581751_highRes_rolls-royce-cameo

Image:Rolls-Royce

この高級なアート&クラフトプロジェクトは、所有者が組み立てることを前提に設計されており、堅固なオーク材のボディとポリッシュされたアルミニウム製の「チューブ」が使用されていますが、これらにはマグネットが内蔵されているため簡単に組み付けることができ、さらにはアルミニウムのシャーシと、センターキャップが自動でレベル調整される4つのホイールが付属しています(セルフレベリングホイールキャップを装備するあたり、ロールス・ロイスは本気だと見える)。

P90581750_highRes_rolls-royce-cameo

Image:Rolls-Royce

内装は3Dプリントによって製造され、実際に販売されるロールス・ロイスのクルマと同じレザーで仕上げられ、アルミニウム製のボディとレザーキャップをかぶったドライバーが付属するという粋な演出も。

合わせて読みたい、ロールス・ロイス関連投稿

ロールス・ロイスからも「ゴールドフィンガー」登場。1964年の007映画に登場したファントムの仕様を再現したうえ「ゴールドのインゴット」も内蔵
ロールス・ロイスからも「ゴールドフィンガー」登場。1964年の007映画に登場したファントムの仕様を再現したうえ「ゴールドのインゴット」も内蔵

Image:Rolls-Royce | ナンバープレートは「007 / ゴールドフィンガーに登場したファントムとお恥”AU I”」 | ゴールドのインゴットとこのナンバープレートはそれぞれ車両本体の金 ...

続きを見る

ブラバスがロールス・ロイス・カリナンをカスタム→トヨタ・センチュリーSUVのようになってしまったと話題に。たしかにこれは一見するとセンチュリーにしか見えない
ブラバスがロールス・ロイス・カリナンをカスタム→トヨタ・センチュリーSUVのようになってしまったと話題に。たしかにこれは一見するとセンチュリーにしか見えない

Image:Brabus | おそらくは「偶然の一致」と思われ、どこがどう似ているとは言い難いが、雰囲気は「非常によく似ている」 | おそらくはスピリット・オブ・エクスタシーの有無で全然印象が変わるの ...

続きを見る

ロールスロイス
ロールス・ロイス「ハイブリッドには何の魅力も感じません。なぜならHVは我々と顧客が求める静かさ、無限のパワーを実現できない」。よって”V12とBEV”という極端な構成を継続するもよう

| さすがにロールス・ロイス、言うことも顧客の性質も全く異なる | ロールス・ロイスが提供するもの、顧客が求めるものは創業当初からブレてない さて、ベントレーは「もはや富裕層はEVに興味を示さず、内燃 ...

続きを見る

参照:Rolls-Royce

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ロールスロイス(Rolls-Royce)
-, ,