| 2018年の台風の目になりそうだ |
新型アルピーヌA110のメディアによる試乗レビューが続々公開されていますが、いずれも共通するのは「べた褒め」。
アルピーヌA110は完全なるブランニューモデルとなり、アルミ製のフレームに始まり、シートやブレーキ、タイヤまでもが同じグループのルノーや日産からの流用ではなく「専用品」。
ミドシップレイアウトを持ちエンジンは1.8リッター252馬力、車体重量はわずか1280キロ、というピュアスポーツです。
けして加速性能を追求した車ではないけれど
エンジン出力から想像できる通り「加速」を重視した車ではなく、実際に0-100キロ加速は4.6秒ととりたてて「速い」数字ではありません。
ただしその「軽さ」は大きな武器で、パワーウエイトレシオではライバルとも言えるアルファロメオ4C(4.38)、ポルシェ718ケイマン(4.7)に比べてアルピーヌA110は4.28と優れたスコアをマーク。
↓動画では技術的な解説も
加えてサスペンションのジオメトリ、ロールセンターも「専用設計」を持つ車ならではの特性を活かして「最大限、走りに特化」したもの(制約が少ないので自由に設計できる)。
ホイール、タイヤ、ブレーキなどバネ下重量や回転するパーツの軽量化を中心に行っていることもあり、ハンドリングは非常に素晴らしいものを持っていることも予想できますね。
なお日本への導入時期は2018年の予定とされていますが詳細は不明。
ただしすでに「アルピーヌ・ジャポン」なる日本法人は設立済みで、価格含めて2018年頭にはなんらかの発表がある、と言われています。
それでは動画を見てみよう
こちらがCarfection(信頼できる)がレビューを行う動画、「NEW Alpine A110: Better Than A Porsche Cayman?」。
アルピーヌの本気がよく分かる動画となっています。
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