| ピンクピッグシリーズはエプロンも追加されてシリーズ拡大中 |
北米にてポルシェディーラーを展開するサンコースト。
ポルシェ純正オプション等を格安で販売することがあり、ぼくも時々利用しています(718ケイマン用のブラックテールランプやブラックエキゾーストパイプはここで買った)。
そんなサンコーストですが、ニューアイテムの入荷、そして年始のセール等で一部興味を引くものがあり、ここで紹介してみたいと思います。
まずは上の画像「プレミアムインドアカバー(ピンクピッグ)」。
対応するのはエアロキット(ウイング)非装着の911シリーズで、サンコーストがテストしたところ2013〜2019年モデルの911に使用が可能、とのこと(ボディサイズはそう変わらないので、ケイマンやボクスターにも使用できそうではある)。
割引価格499.95ドルにて販売されていますが、「数量限定」とのこと。
まだまだ続く、ピンクピッグシリーズ
そしてポルシェはピンクピッグシリーズを拡充したいと見え、こういった「BBQエプロン」も。
価格は42.95ドル(セール価格)、本来はポルシェミュージアムでしか販売されないものですが、サンコーストではこれを限定入手した模様。
なお、ピンクピッグとは、ポルシェにおいてもっとも成功したレーシングカーと言われる「917」シリーズのひとつ、「917/20」の愛称。
画像の通りずんぐりした車体を持ち、これが原因でスポンサーに「こんなブサイクな、豚のようなクルマにウチの名前をつけたり、カラーリングを施すことはならん」と言われてしまい、ポルシェが「そうか豚か・・・見てろよ・・・」ということで持ち前の皮肉精神を発揮して豚風のカラー、そして肉の部位を記したもの。
ポルシェによると、ポルシェが実際に命名したのは「ピンクピッグ」ではなく単なる「ピッグ」で、名付けたのはポルシェのデザイナーであったアナトーレ・ラパン。
そのほか、「トリュフハンター」「雌豚ベルタ」という愛称でも呼ばれたとのことですが、「メスブタ」というのはちょっとかわいそうでもありますね(ドイツでは”豚”という言葉にさほど悪い印象はないのかも)。
このピンクピッグはポルシェミュージアム内でも高い人気を誇っており、今年のルマンにおいても911のレーシングカーにこのカラーリングを用いて走らせたほどで、ポルシェはほかにも「ピンクピッグTシャツ」も発売中(これは日本のポルシェセンターでも買える)。
718ケイマンGT4用パーツも入手可能
そしてこちらは718ケイマンGT4に採用されているサイドインテークスクープ。
価格は230ドルで、ボクスターそしてケイマンに装着が可能ですが、製品自体はプライマー仕上げとなり、塗装が必要。
サンコーストでは「プロによる取り付けをオススメする」とのこと。
なかなかに魅力的なパーツでもあり、購入を考えてみようと思います。
アルミルックオイル/クーラントキャップは992専用
こちらはアルミルック採用のオイルフィラーキャップそしてクーラントキャップ。
通常の「樹脂製で真っ黒」なキャップを華やかなアルミルックへと置き換えるものですが、残念ながら対応するのは992世代の911のみ。
価格は69.95ドルです。
911スピードスター用エンブレムも
そしてこちらは珍しい、911スピードスターのオプション、「ヘリテージ・デザイン・パッケージ」に含まれるヒストリック・ポルシェ・クレスト(昔風のポルシェエンブレム)。
これは立体ではなく平面ステッカーにはなりますが、一部ポルシェのGT系ほかスパルタンモデルのフロントに装着されるエンブレムは「ステッカー」。
これはポルシェが材料費をケチっているわけではなく、「軽量化」を考えてのこと(アストンマーイティン・ヴァルキリーも同様の理由にて、エンブレムにはエッチング仕上げのステッカーが採用される)。
サイズは51ミリ×68ミリ、価格は49.95ドルに設定されています。
ポルシェ純正、「ホイールストライプ」も
そしてこの存在を全然知らなかったのですが、「ホイールストライプ」。
ホイールのエッジに貼り付けるステッカーで、GTシルバーメタリック、アゲートグレーメタリック、ガーズレッド、ブラック、キャララホワイト、オーラムが選択可能です。
「PORSCHE」文字も入っていて、なかなかにいい感じですね。
2013年〜2020年モデルの911、ボクスター、ケイマンに対応しますが、サイズは20/21インチのみの用意となる模様。
価格は589ドルに設定されています。
VIA:Suncoast Porsche